41話より、考察コメと宇迦之御魂神と神使たち
2015/12/19 17:12
神様セカンドライフ 41話よりブログ版おまけです。
コメントはこちら(comico)
>(要約)
シロ…水神の自覚があれば人が集まる必要は無し、ヤエとの繋がりがあれば
いずれ祀ってもらえる可能性大
稲荷…祀ってもらえるあてが出来た。
アオ…神通力のコツが掴めたかも。
つまり敗者無き戦場。
こういった数話を通しての考察をいただけると、ちゃんと読んで貰えてるっていう実感が
出てきて本当に嬉しいです。
ただ、それはこうでこの先こうでっと言えないのがほんとつらい!
いただいた考察がビンゴかどうかはちゃんと決めてあるのでこの先を
楽しみにしていただけたら嬉しいです。
…しいて言うならほぼ正解…かも?(言いたい

>高天原の神の名をかたる神使はその名を汚さぬよう気を張りすぎ
なのかもね。
優しすぎるコメントにうるっときました…
本作のキツネは「稲荷の神使」ではなく「神使の稲荷」と表記しています。
これは「神使」の稲荷と「本物」の稲荷…つまりは宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)
とは別物という意味をつけるために考えました。
稲荷信仰は元々宇迦之御魂神を指していましたが、「流行神」と呼ばれるほど浸透するうちに
宇迦之御魂神(=稲荷)の使いである神使たちも「稲荷」と呼ばれるようになりました。
こういった背景を本作では宇迦之御魂神と同視して問題ない実力を持つほどの神使たちと
考え、その免許皆伝の証を「正一位○○稲荷大明神」(○○は名前)の位としてみました。
正一位の位は日本全国の稲荷話にもよく登場し、人間社会で修行を(得を)積んだ狐が
伏見に行って位を授かる、なんて話が有名です。
本作の「キツネ」のモデルは我が家で大昔祀っていたらしい屋敷神の稲荷です。
ある日を境に屋敷の社を撤去し祀るのをやめた、そんな話がキツネのモデルです。
この稲荷様をベースに上記の「お墨付きを貰った実力者」を加えました。
この本作中ぶっちぎりでプライドの高いキツネ、味方スタートよりも敵スタートの方が
映える…ほのぼの稲荷話が主流の中、稲荷は敵というのもグッド…プライドの塊
のようなキツネがスッと仲間になるのが想像つかない。
などと考え今に至ります。

今回のオチはそんなプライドの塊が折れる時ってどんな時?
そんなところから来ています。
ミヨシとの力負け?思兼神(メジャー)の権威に屈する?アオ+シロとの勝負に負けたとき?
…甘い考えかもしれませんが
「優しさ」
このプライドの塊がひざを付き肩を震わせるとしたらこれじゃないかな?
そんな風に考えたお話でした。

コメントはこちら(comico)
>(要約)
シロ…水神の自覚があれば人が集まる必要は無し、ヤエとの繋がりがあれば
いずれ祀ってもらえる可能性大
稲荷…祀ってもらえるあてが出来た。
アオ…神通力のコツが掴めたかも。
つまり敗者無き戦場。
こういった数話を通しての考察をいただけると、ちゃんと読んで貰えてるっていう実感が
出てきて本当に嬉しいです。
ただ、それはこうでこの先こうでっと言えないのがほんとつらい!
いただいた考察がビンゴかどうかはちゃんと決めてあるのでこの先を
楽しみにしていただけたら嬉しいです。
…しいて言うならほぼ正解…かも?(言いたい

>高天原の神の名をかたる神使はその名を汚さぬよう気を張りすぎ
なのかもね。
優しすぎるコメントにうるっときました…
本作のキツネは「稲荷の神使」ではなく「神使の稲荷」と表記しています。
これは「神使」の稲荷と「本物」の稲荷…つまりは宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)
とは別物という意味をつけるために考えました。
稲荷信仰は元々宇迦之御魂神を指していましたが、「流行神」と呼ばれるほど浸透するうちに
宇迦之御魂神(=稲荷)の使いである神使たちも「稲荷」と呼ばれるようになりました。
こういった背景を本作では宇迦之御魂神と同視して問題ない実力を持つほどの神使たちと
考え、その免許皆伝の証を「正一位○○稲荷大明神」(○○は名前)の位としてみました。
正一位の位は日本全国の稲荷話にもよく登場し、人間社会で修行を(得を)積んだ狐が
伏見に行って位を授かる、なんて話が有名です。
本作の「キツネ」のモデルは我が家で大昔祀っていたらしい屋敷神の稲荷です。
ある日を境に屋敷の社を撤去し祀るのをやめた、そんな話がキツネのモデルです。
この稲荷様をベースに上記の「お墨付きを貰った実力者」を加えました。
この本作中ぶっちぎりでプライドの高いキツネ、味方スタートよりも敵スタートの方が
映える…ほのぼの稲荷話が主流の中、稲荷は敵というのもグッド…プライドの塊
のようなキツネがスッと仲間になるのが想像つかない。
などと考え今に至ります。

今回のオチはそんなプライドの塊が折れる時ってどんな時?
そんなところから来ています。
ミヨシとの力負け?思兼神(メジャー)の権威に屈する?アオ+シロとの勝負に負けたとき?
…甘い考えかもしれませんが
「優しさ」
このプライドの塊がひざを付き肩を震わせるとしたらこれじゃないかな?
そんな風に考えたお話でした。


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No title
こうやって作者の頭の中を覗かせてもらえるのって大好きw
No title
わざわざブログまで見に来てくれる方向けに+αで楽しんでもらえればな
記事ですが、自分発で何か書くことが得意じゃないので
コメントはほんとありがたいです。
ともあれ裏設定や考えてたことで楽しんでもらえるならなんぼでも
出していきます~
管理人のみ閲覧できます
No title
ブログっぽくないブログですがゆっくりしてってもらえたら嬉しいです。
確かにネタバレはできませんが、書き手としては考察系が一番読んでて
ゾクゾク来ます。
例えば「アオは神通力のコツが掴めたかも」辺りがそうです。
これを連想するということは”修行しているけど上手く行ってないアオ”の
話がちゃんとフックになっていた、ってことが読み取れます。
元々熊の話に入る前にアオシロヒトツメで修行パートをやろうと
思っていましたが、中だるみになる気がしたので省略しました。
でも内心ここら辺が印象付けられないと、シロの帯操作や後の藁の
インパクトが薄れるかも?と思っていました。
さっと読んでも分かるように描いていますがガツッと読んでもらえたら
嬉しさ100倍です、以前はもっと切り込んだ考察コメを書いてくれる人も
いましたのでどんどこ書いてもらって全然オッケーです。
実際コメントから発想を得た話や切り口もたくさんありました。
21話のタイトル「アオとヒトツメと白い子」なんかはコメ主様がシロ(未登場のころ)を
白い子と呼んでいたのが始まりですし、神様視点からの説明が好きって言われた
のがきっかけでその辺を意識して描くようになりました(元々そこまで意識していませんでした)
http://yamanosulv3.blog.fc2.com/blog-entry-32.html
ここで話していた「習合」の話もいずれやるつもりですし(本筋が追いついてないのが
うらめしい)
コメントから戴けるひらめきは意外に多くまさに値千金です。
…なんじゃこの文章量は、なにはともあれ感謝しているってことだけ
伝われば(感謝!)
(いつもならここまで色々浮かんだなら絵を交えておまけにするのですが、非公開の
ものを公開するのもどうかな?と思いこのままに。手抜きじゃないですよ。いやほんとだってばさ)