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9話より、神代文字の真贋と日本神話解釈

2016/07/12  19:55
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9話よりブログ版おまけです。

コメントはこちら(マンガごっちゃ)


最初にお断りします、多分長い上にややこしいお話に
なりますのでお暇な時にでも見てくださいまし(ペコリ


>第9話のp.1目に描かれている八重の頬に神代文字らしきものが
描かれていましたが、あれは何なのでしょうか?
 もし仮に古代日本において神代文字が存在していたとしても、思兼神は
中国から輸入された漢字が主に使われるようになり、神代文字が
とっくの昔に廃れた後の時代に書かれた古事記とともに
誕生した(創作された)神で、神代文字とは何の関係も
ないのではないでしょうか?


(ゾクッ!)
(これは知っている人だ!)
喜んで…喜んでお答えさせていただきます!(テンション高め


その前に。
ちょっと強い口調に感じると思いますがこれには日本神話特有の
問題があるためです。
日本神話はしいていえば神道の経典にあたりますが、宗教として
みれば神道の縛りはゆるゆるです。
日本神話は物語色が強く経典としての神性も薄いため、学者から
アマチュアまで実に様々な解釈が生まれています。
むしろその自由な多様性が魅力だと私は思います。

当然、私も自分なりの解釈をベースに話を作っています。
今回のコメントは、確実に知っている方でおそらくこの方なりの
解釈を持っている方です。
そして知っているがゆえに見逃せない部分がある…
ようはそういうお話です。


この手の話題、正直大好物です!
アマチュアが持論を語る機会なんて皆無に
等しいのでなおさらです。

ご指摘の部分は、作中でその理由はいつか明かされます
…と言いたいのですが、私の作品は土着神に
ウェイトを割いていますので神話の解釈や今回の
指摘について作中で語る機会はないと思います。
ですので今回は…

(自説)神代文字と神話解釈

これがテーマです。

はっきりいってこの先こんなのがドンドコ続きますが
なるべく分かりやすく書きますのでご容赦ください。


まずは指摘の部分。
>第9話のp.1目に描かれている八重の頬に神代文字らしきものが
描かれていましたが

2life09.png
目じりの下にある謎の記号。
これは神代文字(じんだいもじ、かみよもじ)の一つで
ヲシテ文字(あるいはホツマ文字)と言います。

神代文字は漢字の伝来以前に日本で使われていた…
といわれている文字です。

ようは信憑性に欠け偽物疑惑がつきまとう文字なのです。
そんなヲシテを神話の神、ましてや知識の神オモイカネに
あしらうのは納得いかない。
つまりそういう内容のコメントです。


至極もっともな意見です。


私の神代文字の見解はおそらくほとんどが
偽書ですが、偽書と確定される事は無い。
そう思っています。

これを確実に偽書とするには有名な神社で宝物
扱いされている神代文献を科学解析するなりタイムマシンで
見てくる以外方法が無いです。
そんなのは当然無理です。


しかし創作物かもしれませんが現実に文字は
存在しています。


そんな怪しく妖しい神代文字、何故作られたのか?
権威付けかもしれませんし暗号マニアの暇つぶし
かもしれません、もちろん秘伝を隠すためのもの
かもしれません。
しかし、人のエゴから創作されたのは確かだと
思います。

実に神道的です。
時代時代で付け足されたり変化する御利益。
(菅原道真や稲荷信仰などが顕著)
解釈によって(あるいは創作によって)変わっていく
神様論。
そもそも神は欲求やエゴから生まれる面もあります。

つまり人の都合です。


神代文字にもそういう匂いを感じます。
そしてそんなエゴにまみれた神代文字、私は大好きです。


ヤエが好んで神代文字を使う理由、または
あしらう理由は。
・どんなものであれ文字である。
・人を煙に巻いたり説き伏せたりする弁の達人ヤエ
使えるものは何でも使う、つまり偽書上等。
・妖しく怪しい神代文字とヤエのイメージが近い。

あとヲシテをメインに使うのは単純に見栄えが一番良かったから
という漫画的理由です。

他にもこの先神代文字にまつわる話が作中で
おこりますが、こちらは流石に言えないので
楽しみにしていただけたら嬉しいです。


0215.jpg
2話ラストでは複数の神代文字があしらわれています。
一口に神代文字といっても様々な背景と種類があります。
これは…旧版をしらないとネタバレになるのでぼかします。

複数の○○○を駆使する事を示唆するイメージ表現と
して使いました。


当然これは私が作品に使う上での神代文字解釈です。
多数派は出てきても、正解なんてこれから先永遠に
分からないと思います。

そんな神代文字についてのお話でした。



次は神話解釈です。

私の神話解釈は簡単に言うと…
1506.jpg
こうです。

勝者とは7世紀頃、日本をほぼ平定した中央政権です。

そして純粋に神…の前に。
神とは人が不可思議な事や理不尽な事に納得する
ために創作された「説明」の存在というのが私の持論です。

その説明のため生まれた神とはイザナギ・イザナミ前後の
死や国生みなどの当時の理解を超えた事象に対する
エピソードを持つ神ではないかなと思っています。


それ以降のアマテラスやオモイカネ諸々は中央政権の先祖を
神格化し権威付けした人神に近いものだと思っています。

ですのでよくラピュタのように表現される高天原は無く、アマテラス一派が
根城にしていた場所こそが高天原なのでは?
そう思っています。

仮に作中でアマテラスを描くとしたら伊勢神宮にいるように
描くと思います(夢が無い描きかた…


国津神(日本神話に記された土着神)はその当時覇を争った相手
にあたる…のかな?

これらは神話から読み取った持論ですし穴もあります、これから
研究していけば考えが変わるかもしれませんし、当然神様セカンドライフの
中にも登場しません(多分)

しかしそのかけらはちょっとだけ入っています。
神話組のヤエやヒトツメは人間型です、これ以降神話の神が
出たとしてもやはり人間型になると思います。

逆に国津神や土着神…アオやシロ、そして妖上がりのキツネは
自然…つまり獣のシンボルを持っています。

ある意味土着神こそが上記の説明や願いや恐れを具現化した
神という概念なのではないか?
そういう考えに基づいています。



当然これらは私が見聞した上で辿りついた、私なりの論です。
あたりまえに異論はあると思います。

神代文字や神話に詳しいが故に出てくる当然の疑問に答えるには
そこに至った考えを並べるしかないとおもい記事にしてみました。


あと一つだけ。


今までのコメントの中で一番楽しかったかもしれない…
リアルで消化出来ないこういった論が神様セカンドライフを
描くに至った理由の一つです。

大好物な話題なので案の定とんでもなく長くなりました。

ですが私は大満足!

そんな無責任な締めで記事を終わりたいと思います。


コメントありがとうございました(感謝!

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コメント

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- 2016/07/12 20:57

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LV3 2016/07/12 21:47

No title

あくまで作品の下地になっている持論のお話なので
ちょっと(ちょっと?)ややこしい記事ですが楽しんでもらえて嬉しいです。
普段話す機会のないお話、きっかけをくれたコメントに
大感謝!

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