33話「蛇憑き蒼」
2016/11/28 18:41
神様セカンドライフ 33話「蛇憑き蒼」

















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No title
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まぁこれはシロ怒るよね……w。
しかし改めて見ると、シロってばマッパになってんのなw.
必ず、というわけじゃないけど、しばしば人に化けられるようになったばかりの妖怪(この作品だと妖?)は、全裸で人と出会い、服を与えられてはじめて着物を身につけるわけだけども、これは「動物などの異物が、人間に成る」ために必要な参入儀礼の一種ではなかろーか、と考えている。
なお、人間から動物に変身するときも、しばしばその場に服を残す。これも同様の意味を持ちそう。
参入儀礼というか「これからは人間社会に属する」「これからは自然界に帰る」という象徴、記号的な行為というべきだろうか。
だから変身譚では全裸にならないといけないんだよ!(まて
No title
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恥じらいも大事だよアオ。見えそうで見えないキツネを見習おう。
No title
いわゆる「天人女房」のヴァリアントで、男に皮を隠されて妻にされながらも
最後は皮を取り戻して帰るんだけど、
そこでは人間の姿であることがすなわち人間社会に属することなわけだ。
シロも蛇から人型になったからには、隅々までその姿をさらすべきじゃないかね。んん?
No title
そういや三吉神社を焼いて稲荷を主神にとか堂々と言ってたもんな。
それでも脱退直前、土砂崩れの頃はミヨシのことを認めてたし、
あるいはこの敗戦で格付けを受け入れたのかな?
No title
「変身譚」が
「動物/植物が(概ね自発的に)、人間社会にやってくる(そしてまた帰って行くことも)」
「人間が(やはり自発的に)人間社会を捨てる」という話であるように、
「異類婚姻譚」は
「人間が神秘の力を得る」という話です。
失敗して帰って行くことも多いですね。
この2つは当然かぶる事も多いのですが……まぁ、そこはそれということでw。
どこに注目しているか、という話かなー。
(羽衣伝説などは、主に「天女の力を奪い、自分のものにする」という話と思われます)
余談ながら、ギリシャ神話のゼウスによく見られる人間に求婚する話は、大抵変身するので変身譚であり、神様なので異類婚姻譚でもあります。
こっちは服がどうこうという話が全くないので、なんとも言えないのですが……w
強いて言うなら、「元から神が動物として来ている」ので人間社会への参入儀礼とは関係ない、のかなあ……。
【結論を出せないまま終わる)