54話より、ヨルバの神とアリスと一神教のある世界
2017/03/06 19:43
神様セカンドライフ 54話「ヨルバの聖人」より
ブログ版おまけです。
コメントはこちら。
>これは!?主人公ヒトツメ...!!
>ヒトツメの恰好いいとこ見られそうで胸熱!
>やっべぇ、なんか最後ゾクゾクした
二部で出番が多そうなのはミヨシ・ヒトツメ・キツネ・ヤエ
だと思います(シロとアオは少なめ?)
私は描きたいシーンや言葉から話を肉付けしていく
ことが多いです。
54話だと描きたい言葉は「習合」
シーンは地味キャラヒトツメの才能の発露
神通力「クリエイト」です。
このテーマが盛り上がるように話を肉付け
しています。

一部で地味で無能なように表現したのは
全て二部のためです。
ですのでここからのヒトツメは大変魅力的に…
なったらいいなあなんて~
>サバンナに筋肉……いきなりワイルドさ全開の
スタートじゃないですかー!
>アオのもろ乳がどうでもよくなるほどオグンとイルマが熱かった。
元々女性を描くのが苦手だったのでこっちの方が
楽なのかも?
一部で偏りまくっていた男女比もいずれ是正
されていくと思います。
>「イルマ」ってミヨシの「兄弟」か、割と安直な
ネーミングだなーと思いきや…重いよ!深いよ!
ヨッシャ!ありがとうございます!
名前、誰が誰に名づけたかを考えて設定しています。
はたから見ればヘイブラザー!的なノリですが
一神教の「神」と対峙できたならば自分はどうしただろう?
極東の三吉霊神に自分のIFを見たから
こその「イルマォ」
それがイルマの名前のルーツでした。
>スケールどんどんでかくなって、でもやっぱり俺たちの
神様で、狭い領界と広い世界との対比が凄く好き
いわゆる神モノ漫画(非ギャグ物)で違和感を感じるのが
神道しかない狭い世界観です。
私は商業ではやれない他にないものを描きたい願望が
強いので、神道系漫画だからこそ一神教も登場する
広い世界観を表現しようと決めていました。
そこへ繋がる何かがないかと考えた結果が
ブラジルの三吉霊神でした。
神様漫画で徹底的に原典で縛って一神教や歴史的に
アウトなものにも突っ込んで行く。
一般的ではありませんが、他に代わりがないアマチュア
だからこその漫画を描いていけたら…そう思います。
>アオのもろ乳がどうでもよくなるほど
オグンとイルマが熱かった。
ぼかしてはいるものの内容がかなりエグイので
乳に逃げてみました(ヒドイ
でもコメントから想像するに乳もチアもオグンと
ヒトツメに負けた予感。
つまり見せ損?(かわいそうな馬
>アオの一馬力をくらったダメージの差が、オグンとイルマの
神格の差ということですかね…。
>土から道具を出せて、素手を炉替わりにできて、強くて、
懐も深いオグンは完璧すぎだろう。
仰るとおりたいして効いていないオグン、つまり
神格の差を読み取ってもらえたらみたいな
そんなオグンはぶっちゃけ現状最強キャラです。

サンテリア教でのオリシャの祭典の動画(なぜか埋め込みできない)
権利や内容に(一部流血表現)問題がありますが
非常に興味深いブードゥーを神学的民俗学から
見たニコニコ動画
信仰の熱も非常に高く別格です。
オグンはそんな日本的ではない世界の宗教の
存在を知らしめる。
つまりミニマムな本作の舞台以外にも世界はある
証のキャラクターです。
>オグン様、
実はアマゾンの奥地には神も神話も持たないピダハン族がいたのです。
精霊の存在は認めてるのに、神様はいない。
おもしろいのでブラジルに戻ったら調べて見てくださいね。


これは…興味深い…!

作中のセリフ
「神話と神が存在しない民族などまずない」
「まず」
この煮え切らないセリフ。
これは書いているときにそういえばアメリカは
神話がないのがコンプレックスって話を聞いたことが
あったので差し込んだセリフです。
ですので不思議の国のアリスこそがアメリカ人にとっての
共通の寓話(神話)と見る説もあります。


話は戻りピダハン族。
神の概念がないとすると未知や不条理を
どう消化しているんだろう…
これほんと興味深い…
>まあ日本は、つい100年ちょっと前まで神様が普通にその辺
歩いてて、人間と相撲とって、酒飲んで、ノラ仕事して、子供と遊んで、
病気なおして、戦争になったら加勢して・・・ってお国柄だから
外国の神様たちも驚くよねw
ほんと仰るとおりです。
海外の神様は高みにいて人間に関わるなんて稀、そんな
イメージです。
これこそ分御霊概念や万物に神が宿る思想のさいたる
ものだと思います。
あ、なにげに戦争になったら加勢してを
混ぜとくあたり(言いたい
>ちょっ、氏子さん、そのすりこぎ私にください。
ゴマの風味が3割増す不思議アイテム!
たんなる想像ですが、これだけ神様があふれて
いるのですから神器と思われてないだけで
意外と身近に転がっていたりして…なんてね
次は「53話より、変化と地域文化とTRPG」からの
コメントになります。
>>技術差を悟ってつまらぬ試合と言い捨てるヒトツメ
どっちかというと、
「ミヨシの敗北を見たくなかったんじゃないかな」
と思いましたが(その場を離れようとしていたので)、
実際どうなんでしょうねえ。
ヒトツメは薄情ではありませんがミヨシとの距離は
空いています。
ミヨシから見たら特性の分かりにくい守るべき部下。
ヒトツメから見たら頑固な上司。
距離感で言うとアオ・キツネ・シロが近く
ミヨシ・ヤエが遠め、そんな感じです。
実際の心情は一つではなく色々混ざった結果の
行動と思ってもらえたら~
>某外国人(ROMな様子)にこの作品を紹介したきっかけは、
エクリプス・フェイズというクリエイティブコモンズで
公開されているTRPGだったりします。

これは知らないルールブック。
サイバー系?メックとかそういうの?
ルールブックを読むのが好きなのであとで
読んでみますで~
コメントにある外国人。
正直どこまで理解できるのか興味があります。
日本人なら神社や身の回りの路傍の神様のお話と
ざっくり理解できると思いますが文化圏が違う国では
どう受け取られるんだろう…
>BBA?と思い検索したらそういうアイスがあるのね


右下でこっそりと屋台を出しています。
>↑👆伝説のババヘラアイスの事か
BBAはまた別物かも?
ラストに「嘘から出たAmazonギフトをいただきました」からの
コメントになります。
>ところで東洋水産とのタイアップはいつになりますか!?
>いっそ作品中にステマで商品名を紛れ込ませたら、企業からのお布施が・・・
そんなのあるんだろうか…
それとは関係なく秋田の名産は
出して行きたいです。
>本命チョコ、義理チョコ、友チョコ、アレチョコ

皆様も是非!
そんないつものおまけでした~

ブログ版おまけです。
コメントはこちら。
>これは!?主人公ヒトツメ...!!
>ヒトツメの恰好いいとこ見られそうで胸熱!
>やっべぇ、なんか最後ゾクゾクした
二部で出番が多そうなのはミヨシ・ヒトツメ・キツネ・ヤエ
だと思います(シロとアオは少なめ?)
私は描きたいシーンや言葉から話を肉付けしていく
ことが多いです。
54話だと描きたい言葉は「習合」
シーンは地味キャラヒトツメの才能の発露
神通力「クリエイト」です。
このテーマが盛り上がるように話を肉付け
しています。

一部で地味で無能なように表現したのは
全て二部のためです。
ですのでここからのヒトツメは大変魅力的に…
なったらいいなあなんて~
>サバンナに筋肉……いきなりワイルドさ全開の
スタートじゃないですかー!
>アオのもろ乳がどうでもよくなるほどオグンとイルマが熱かった。
元々女性を描くのが苦手だったのでこっちの方が
楽なのかも?
一部で偏りまくっていた男女比もいずれ是正
されていくと思います。
>「イルマ」ってミヨシの「兄弟」か、割と安直な
ネーミングだなーと思いきや…重いよ!深いよ!
ヨッシャ!ありがとうございます!
名前、誰が誰に名づけたかを考えて設定しています。
はたから見ればヘイブラザー!的なノリですが
一神教の「神」と対峙できたならば自分はどうしただろう?
極東の三吉霊神に自分のIFを見たから
こその「イルマォ」
それがイルマの名前のルーツでした。
>スケールどんどんでかくなって、でもやっぱり俺たちの
神様で、狭い領界と広い世界との対比が凄く好き
いわゆる神モノ漫画(非ギャグ物)で違和感を感じるのが
神道しかない狭い世界観です。
私は商業ではやれない他にないものを描きたい願望が
強いので、神道系漫画だからこそ一神教も登場する
広い世界観を表現しようと決めていました。
そこへ繋がる何かがないかと考えた結果が
ブラジルの三吉霊神でした。
神様漫画で徹底的に原典で縛って一神教や歴史的に
アウトなものにも突っ込んで行く。
一般的ではありませんが、他に代わりがないアマチュア
だからこその漫画を描いていけたら…そう思います。
>アオのもろ乳がどうでもよくなるほど
オグンとイルマが熱かった。
ぼかしてはいるものの内容がかなりエグイので
乳に逃げてみました(ヒドイ
でもコメントから想像するに乳もチアもオグンと
ヒトツメに負けた予感。
つまり見せ損?(かわいそうな馬
>アオの一馬力をくらったダメージの差が、オグンとイルマの
神格の差ということですかね…。
>土から道具を出せて、素手を炉替わりにできて、強くて、
懐も深いオグンは完璧すぎだろう。
仰るとおりたいして効いていないオグン、つまり
神格の差を読み取ってもらえたらみたいな
そんなオグンはぶっちゃけ現状最強キャラです。

あと、オグン兄貴の強さヤバイよね明らか。あの人のカンドンブレでの位格は……スサノオ兄さんくらいのランクだし、聖人としての部分も含まれてる扱いだろうし。ヤバイぜ兄貴、強いぜ兄貴。
— リラ (@dettalant) 2017年2月24日
サンテリア教でのオリシャの祭典の動画(なぜか埋め込みできない)
権利や内容に(一部流血表現)問題がありますが
非常に興味深いブードゥーを神学的民俗学から
見たニコニコ動画
信仰の熱も非常に高く別格です。
オグンはそんな日本的ではない世界の宗教の
存在を知らしめる。
つまりミニマムな本作の舞台以外にも世界はある
証のキャラクターです。
>オグン様、
実はアマゾンの奥地には神も神話も持たないピダハン族がいたのです。
精霊の存在は認めてるのに、神様はいない。
おもしろいのでブラジルに戻ったら調べて見てくださいね。
これは…興味深い…!

作中のセリフ
「神話と神が存在しない民族などまずない」
「まず」
この煮え切らないセリフ。
これは書いているときにそういえばアメリカは
神話がないのがコンプレックスって話を聞いたことが
あったので差し込んだセリフです。
ですので不思議の国のアリスこそがアメリカ人にとっての
共通の寓話(神話)と見る説もあります。
話は戻りピダハン族。
神の概念がないとすると未知や不条理を
どう消化しているんだろう…
これほんと興味深い…
>まあ日本は、つい100年ちょっと前まで神様が普通にその辺
歩いてて、人間と相撲とって、酒飲んで、ノラ仕事して、子供と遊んで、
病気なおして、戦争になったら加勢して・・・ってお国柄だから
外国の神様たちも驚くよねw
ほんと仰るとおりです。
海外の神様は高みにいて人間に関わるなんて稀、そんな
イメージです。
これこそ分御霊概念や万物に神が宿る思想のさいたる
ものだと思います。
あ、なにげに戦争になったら加勢してを
混ぜとくあたり(言いたい
>ちょっ、氏子さん、そのすりこぎ私にください。
ゴマの風味が3割増す不思議アイテム!
たんなる想像ですが、これだけ神様があふれて
いるのですから神器と思われてないだけで
意外と身近に転がっていたりして…なんてね
次は「53話より、変化と地域文化とTRPG」からの
コメントになります。
>>技術差を悟ってつまらぬ試合と言い捨てるヒトツメ
どっちかというと、
「ミヨシの敗北を見たくなかったんじゃないかな」
と思いましたが(その場を離れようとしていたので)、
実際どうなんでしょうねえ。
ヒトツメは薄情ではありませんがミヨシとの距離は
空いています。
ミヨシから見たら特性の分かりにくい守るべき部下。
ヒトツメから見たら頑固な上司。
距離感で言うとアオ・キツネ・シロが近く
ミヨシ・ヤエが遠め、そんな感じです。
実際の心情は一つではなく色々混ざった結果の
行動と思ってもらえたら~
>某外国人(ROMな様子)にこの作品を紹介したきっかけは、
エクリプス・フェイズというクリエイティブコモンズで
公開されているTRPGだったりします。

これは知らないルールブック。
サイバー系?メックとかそういうの?
ルールブックを読むのが好きなのであとで
読んでみますで~
コメントにある外国人。
正直どこまで理解できるのか興味があります。
日本人なら神社や身の回りの路傍の神様のお話と
ざっくり理解できると思いますが文化圏が違う国では
どう受け取られるんだろう…
>BBA?と思い検索したらそういうアイスがあるのね
右下でこっそりと屋台を出しています。
>↑👆伝説のババヘラアイスの事か
BBAはまた別物かも?
ラストに「嘘から出たAmazonギフトをいただきました」からの
コメントになります。
>ところで東洋水産とのタイアップはいつになりますか!?
>いっそ作品中にステマで商品名を紛れ込ませたら、企業からのお布施が・・・
そんなのあるんだろうか…
それとは関係なく秋田の名産は
出して行きたいです。
>本命チョコ、義理チョコ、友チョコ、アレチョコ

皆様も是非!
そんないつものおまけでした~


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