70話より、神罰①とパイン無双とイデオロギー
2017/10/10 19:33
神様セカンドライフ 70話「空白の記憶」よりブログ版
おまけです。
コメントはこちら。
>いやぁこれはたとえつくり話とはいえ許せませんよ
実話です。
整合性を持たせるため時系列や関わる人物は変えてますが
だいたい描いたとおりのことが起こりました。
二部「神々の憂鬱」編は与次郎のような伝承どおりのものや
伝承からアレンジしたものと色々用意していますがパインは別。
私が生まれる前に本当にあったお話です。
当然作中の社も現存しています。
よく見ると扉の蝶番が後付のものと元のものでツギハギ
めいています。
扉自体もぼろぼろでまともに閉まらないため、木片で蓋をしています。
(2019/06/23追記、プライバシーの問題で画像を削除しました)
これがパインの社です。
中にはなにもありません。
御神体の台座と当時の村人が寄贈した鐘があるだけです。
FWをしているとき、この社を管理している方に中の台座が
御神体かどうか判断できないから調べてくれと言われたのが
きっかけで経緯を知ることが出来ました。
パインの過去話はこの出来事が元になっています。
本作のお話はIFのお話。
パインと対決するストーリーです。
現実では(あれが神罰というのなら)えげつない
ほどの罰が当たりました。
今もこの空の社を撤去しないのは恐れているからです。
おそらく自然に朽ちるまでこのままだと思います。
>子どもが祠を壊す場面は少し前にニュースになった沖縄の事件を
思い出しました。
憂さ晴らしや悪ふざけで他者のものを破壊する方々の心の内は
計り知れないですね。
私は少し理解できます。
沖縄の件は基本的に肝試しや心霊スポット巡り。
集団自決を揶揄する気持ちは無かったと思います、自供の通り
知らなかったんだと私は思います。
異様な雰囲気のある現場で、気持ちが大きくなったり
ビビリを茶化されたり、そんなことがあり事件に至った。
全ては想像ですがよくある話です。
彼らは正当な罰を受け反省の意を示したことで
やるせなさは残りますがおしまい。
許すべきだと思います。
パインの件も似たような流れです。
一つ違うのは、えげつないほどの罰が当たった。
ここです。
本作は神様に焦点を当てているので神様寄りになるのは
当然ですし、そういう描き方をしています。
ですが、罰には程度というものがあります。
現実のお話と、少年の現在を聞いたときに思ったことは
「(そこまでせんでも…)」でした。
ここまでの話でピンと来ると思いますが、罰を受けた方は
存命です。
ですので全てあけすけには話せませんがおおまかに理解できる
程度にはお話しするつもりです。
ですが、全て話すにはパインという神の性質抜きには
話せません。
ですのでストーリーの進捗に合わせお話しして行こうと思います。
> 祟りというのもまた,信仰に繋がる大事な要素だと思うのですが...
ほんとその通り!
創作なんか目じゃないくらい現実の神様は怖えべ…
偶然かこじつけかはわかりませんが信じたらそれは
神罰であり呪い。
この一件に関わった人たちには神罰なんだと思います。
あ、社の写真ですが罰めいたことは心配しなくて
大丈夫です。
見るとなんか起こるとかは無いと思います。
(心霊写真とかそういう類の意味)
「あれは御神体じゃなく台座、モルタルで固定した
御神体なんてないですって。
だからここは空っぽです、そんなに不安でしたら私の無事を
持って証明してみせます。(台座に抱きつく)」
そんな経緯があったので何かあるなら私に来ます。
安心してください。
>パインがミヨシを憎む理由はまだ謎のままだけど
>しかしミヨシ様はこの後村人だから,という理由で神罰(?)を下さな
かったのでしょうか...
>でもミヨシだったらガツンと神罰を下してそうな気もするが。
8章は全部パインにつぎ込みます。
皆様が感じている疑問や謎はこの章で全て出し切るつもりです。
ですので話の途中で感づく方も出てくるとは思いますが
仕方ないと割り切ってガンガン進めます。

きっちりやるので安心してけろー
>信仰心も薄れつつある田舎の主神になろうとするパインの心情が
理解出来なかったので次回が楽しみです!
今まで描いてこなかったので当然の感想です。
本来なら序盤にやってしっかりとVS構造を作らなければ
いけません。
ただ、今回のお話で分かるようにスタートからこの有様。
パインはキャラクターが強すぎるんです。
しかもまだ動機と過去でこれです。
こっからさらによだれが出るような伝承を
加え加速していきます。
これ序盤にやっちゃうと、一神教だの信仰話だのはやれません。
そんなんいいからパインを出せとなるに決まっています。
二部序盤のキャラが薄いキツネあたりは木っ端微塵。
そもそもパインは持ってる過去や伝承が多すぎるんです。
いままで小出しにしてきたのは、そうでもしないと
パインの話だけで何話も取られてしまうからです。
本作はなるべく正確に扱うのが信条ですが、それにしても
ややこしすぎでまともなやり方では伝わりません。
ですので今回の章は…
>過去のイメージではめっさ揺れてるけど男女もわからないのは
アオで麻痺しちゃったかな。
>隠す気のないシルエットのあの神がまさかの登場で
これです。
漫画的にシルエットを描いていますがミヨシにとっては
ぽっかり空いた穴。
ですが俯瞰して物語を読んでいる読者には全体が見えている。
そういう描き方をしていきます。
上手く伝わるよう、パインの魅力を損なわないよう描いて
いきますのでお付き合いいただけたら嬉しいです。
>お世話になってる会社の脇にあった小さいお地蔵様が、先日
破壊行為に遭い、何でこんなことができるのかと心が痛くなった
ばかりです…。生きている人間が一番怖い…(泣
残念ながらこの手のことはよくあります。
でもそのケースは、パインや沖縄と違い成人っぽくて
なんていうか控えめに言ってゲスい…
(子供のやんちゃで地蔵破壊って少ないです、倒すか
添え物を壊すくらいが関の山)
>表紙の数は祭神になった順番を示していて、ヒトツメが陸なのは、パインが
伍だから…?
>タイトルの絵を見てあれ?5番目は?って思ったらまさかの空白の
5番目がいるのか…
>表紙に何かぼんやりと…?ヒエッ
>表紙に伍が居ないと思ったら……
YES!

ミヨシがジャスティスってのは微妙にずれていますが
端的に言えばってことでー。
>皆のパインに対する感情がひっくり返る現象
作者の意のままなんだろうなあ
悔しい… でも… 面白い
い、意のままて…
なんかごめんなさい。
でも創作ってそういうもんですし許してけろー。
>かみさまメモリアルミーヨシサイド一番人気ヒロイン泉光院くんちゃんの
押しかけ女房イベントのインパクトが吹っ飛ぶくらいせつない……
>ヤエさんゼルダ休暇取っていたんですかww
なんとま~引きこもりの干物女にでもなっていたのかな羨ましい生活ですね♪
ゼルダ休暇も泉光院くんちゃんもパインには勝てなかったよ…
>たしかミヨシ様って、昔は無礼者を何人かブッ●ろしてるし、それを考えると
本編のミヨシ様はとても優しい・・八重様の影響かな
ミヨシは仰るとおりヤエと出会い、礼節を学び立場を厳守する
三吉霊神というレアケース。
短気で粗野で喧嘩っ早い、イルマや過去ミヨシが
本来の伝承に近い姿です。
次は「電子書籍7巻フリー版のお知らせとAI時代の創作」から。
>人類が神仙の類を一切捨て去って、他の人間を何とも思わぬ存在に
ならない限り、『人間が作ったものだし価値があるっぽい』で授受される
お賽銭感覚は残ると思うのです。
仰るとおりだと思います。
ただ、さらっと書いた親AI、反AI。
ここが曲者で。
このAIに対するスタンス。
いずれ世界を二分する、例えるなら政治の右左。
資本主義、共産主義くらいはっきり分かれると思います。
政治なら、無関心や中道もありえますが、AIは無いような気も
します。
親AI、反AIから考えると
『人間が作ったものだし価値があるっぽい』は反AI論。
反AI派は絶賛し親AI派は毛虫のように扱うなんてことも
ありえます。
主義の上に乗った創作とはこういう意味です。
内容云々以前に立ち位置で評価されます。
私に言わせればそれは創作として終わっています。
ですので反AIイデオロギーを内包した創作以外どうにもならないんじゃ?
そんなことを考えています。
今はまだ、一部の科学者が反AIを提唱しているだけですが
いずれ大きなムーブになると思います。
我ながら極端だとは思いますが、創作のテーマにするなら
極端でオーバーに描くのが正解だと思うので、そういった
創作脳ならではの見解と思っていただけたらー
>7巻フリー版ありがとうございます。
ん、登場人物が重複してるようですねえ。
「おか…稲荷様!」というシチュエーションは想像したことがあります。
重複…(読み返す)…していないじゃないですか。
やだなあもう(シレッ
ママになったりおかあさんになったりキツネはどこに
向かっているんだろう…
以上、いつものおまけでした~

おまけです。
コメントはこちら。
>いやぁこれはたとえつくり話とはいえ許せませんよ
実話です。
整合性を持たせるため時系列や関わる人物は変えてますが
だいたい描いたとおりのことが起こりました。
二部「神々の憂鬱」編は与次郎のような伝承どおりのものや
伝承からアレンジしたものと色々用意していますがパインは別。
私が生まれる前に本当にあったお話です。
当然作中の社も現存しています。
よく見ると扉の蝶番が後付のものと元のものでツギハギ
めいています。
扉自体もぼろぼろでまともに閉まらないため、木片で蓋をしています。
(2019/06/23追記、プライバシーの問題で画像を削除しました)
これがパインの社です。
中にはなにもありません。
御神体の台座と当時の村人が寄贈した鐘があるだけです。
FWをしているとき、この社を管理している方に中の台座が
御神体かどうか判断できないから調べてくれと言われたのが
きっかけで経緯を知ることが出来ました。
パインの過去話はこの出来事が元になっています。
本作のお話はIFのお話。
パインと対決するストーリーです。
現実では(あれが神罰というのなら)えげつない
ほどの罰が当たりました。
今もこの空の社を撤去しないのは恐れているからです。
おそらく自然に朽ちるまでこのままだと思います。
>子どもが祠を壊す場面は少し前にニュースになった沖縄の事件を
思い出しました。
憂さ晴らしや悪ふざけで他者のものを破壊する方々の心の内は
計り知れないですね。
私は少し理解できます。
沖縄の件は基本的に肝試しや心霊スポット巡り。
集団自決を揶揄する気持ちは無かったと思います、自供の通り
知らなかったんだと私は思います。
異様な雰囲気のある現場で、気持ちが大きくなったり
ビビリを茶化されたり、そんなことがあり事件に至った。
全ては想像ですがよくある話です。
彼らは正当な罰を受け反省の意を示したことで
やるせなさは残りますがおしまい。
許すべきだと思います。
パインの件も似たような流れです。
一つ違うのは、えげつないほどの罰が当たった。
ここです。
本作は神様に焦点を当てているので神様寄りになるのは
当然ですし、そういう描き方をしています。
ですが、罰には程度というものがあります。
現実のお話と、少年の現在を聞いたときに思ったことは
「(そこまでせんでも…)」でした。
ここまでの話でピンと来ると思いますが、罰を受けた方は
存命です。
ですので全てあけすけには話せませんがおおまかに理解できる
程度にはお話しするつもりです。
ですが、全て話すにはパインという神の性質抜きには
話せません。
ですのでストーリーの進捗に合わせお話しして行こうと思います。
> 祟りというのもまた,信仰に繋がる大事な要素だと思うのですが...
ほんとその通り!
創作なんか目じゃないくらい現実の神様は怖えべ…
偶然かこじつけかはわかりませんが信じたらそれは
神罰であり呪い。
この一件に関わった人たちには神罰なんだと思います。
あ、社の写真ですが罰めいたことは心配しなくて
大丈夫です。
見るとなんか起こるとかは無いと思います。
(心霊写真とかそういう類の意味)
「あれは御神体じゃなく台座、モルタルで固定した
御神体なんてないですって。
だからここは空っぽです、そんなに不安でしたら私の無事を
持って証明してみせます。(台座に抱きつく)」
そんな経緯があったので何かあるなら私に来ます。
安心してください。
>パインがミヨシを憎む理由はまだ謎のままだけど
>しかしミヨシ様はこの後村人だから,という理由で神罰(?)を下さな
かったのでしょうか...
>でもミヨシだったらガツンと神罰を下してそうな気もするが。
8章は全部パインにつぎ込みます。
皆様が感じている疑問や謎はこの章で全て出し切るつもりです。
ですので話の途中で感づく方も出てくるとは思いますが
仕方ないと割り切ってガンガン進めます。

きっちりやるので安心してけろー
>信仰心も薄れつつある田舎の主神になろうとするパインの心情が
理解出来なかったので次回が楽しみです!
今まで描いてこなかったので当然の感想です。
本来なら序盤にやってしっかりとVS構造を作らなければ
いけません。
ただ、今回のお話で分かるようにスタートからこの有様。
パインはキャラクターが強すぎるんです。
しかもまだ動機と過去でこれです。
こっからさらによだれが出るような伝承を
加え加速していきます。
これ序盤にやっちゃうと、一神教だの信仰話だのはやれません。
そんなんいいからパインを出せとなるに決まっています。
二部序盤のキャラが薄いキツネあたりは木っ端微塵。
そもそもパインは持ってる過去や伝承が多すぎるんです。
いままで小出しにしてきたのは、そうでもしないと
パインの話だけで何話も取られてしまうからです。
本作はなるべく正確に扱うのが信条ですが、それにしても
ややこしすぎでまともなやり方では伝わりません。
ですので今回の章は…
>過去のイメージではめっさ揺れてるけど男女もわからないのは
アオで麻痺しちゃったかな。
>隠す気のないシルエットのあの神がまさかの登場で
これです。
漫画的にシルエットを描いていますがミヨシにとっては
ぽっかり空いた穴。
ですが俯瞰して物語を読んでいる読者には全体が見えている。
そういう描き方をしていきます。
上手く伝わるよう、パインの魅力を損なわないよう描いて
いきますのでお付き合いいただけたら嬉しいです。
>お世話になってる会社の脇にあった小さいお地蔵様が、先日
破壊行為に遭い、何でこんなことができるのかと心が痛くなった
ばかりです…。生きている人間が一番怖い…(泣
残念ながらこの手のことはよくあります。
でもそのケースは、パインや沖縄と違い成人っぽくて
なんていうか控えめに言ってゲスい…
(子供のやんちゃで地蔵破壊って少ないです、倒すか
添え物を壊すくらいが関の山)
>表紙の数は祭神になった順番を示していて、ヒトツメが陸なのは、パインが
伍だから…?
>タイトルの絵を見てあれ?5番目は?って思ったらまさかの空白の
5番目がいるのか…
>表紙に何かぼんやりと…?ヒエッ
>表紙に伍が居ないと思ったら……
YES!

ミヨシがジャスティスってのは微妙にずれていますが
端的に言えばってことでー。
>皆のパインに対する感情がひっくり返る現象
作者の意のままなんだろうなあ
悔しい… でも… 面白い
い、意のままて…
なんかごめんなさい。
でも創作ってそういうもんですし許してけろー。
>かみさまメモリアルミーヨシサイド一番人気ヒロイン泉光院くんちゃんの
押しかけ女房イベントのインパクトが吹っ飛ぶくらいせつない……
>ヤエさんゼルダ休暇取っていたんですかww
なんとま~引きこもりの干物女にでもなっていたのかな羨ましい生活ですね♪
ゼルダ休暇も泉光院くんちゃんもパインには勝てなかったよ…
>たしかミヨシ様って、昔は無礼者を何人かブッ●ろしてるし、それを考えると
本編のミヨシ様はとても優しい・・八重様の影響かな
ミヨシは仰るとおりヤエと出会い、礼節を学び立場を厳守する
三吉霊神というレアケース。
短気で粗野で喧嘩っ早い、イルマや過去ミヨシが
本来の伝承に近い姿です。
次は「電子書籍7巻フリー版のお知らせとAI時代の創作」から。
>人類が神仙の類を一切捨て去って、他の人間を何とも思わぬ存在に
ならない限り、『人間が作ったものだし価値があるっぽい』で授受される
お賽銭感覚は残ると思うのです。
仰るとおりだと思います。
ただ、さらっと書いた親AI、反AI。
ここが曲者で。
このAIに対するスタンス。
いずれ世界を二分する、例えるなら政治の右左。
資本主義、共産主義くらいはっきり分かれると思います。
政治なら、無関心や中道もありえますが、AIは無いような気も
します。
親AI、反AIから考えると
『人間が作ったものだし価値があるっぽい』は反AI論。
反AI派は絶賛し親AI派は毛虫のように扱うなんてことも
ありえます。
主義の上に乗った創作とはこういう意味です。
内容云々以前に立ち位置で評価されます。
私に言わせればそれは創作として終わっています。
ですので反AIイデオロギーを内包した創作以外どうにもならないんじゃ?
そんなことを考えています。
今はまだ、一部の科学者が反AIを提唱しているだけですが
いずれ大きなムーブになると思います。
我ながら極端だとは思いますが、創作のテーマにするなら
極端でオーバーに描くのが正解だと思うので、そういった
創作脳ならではの見解と思っていただけたらー
>7巻フリー版ありがとうございます。
ん、登場人物が重複してるようですねえ。
「おか…稲荷様!」というシチュエーションは想像したことがあります。
重複…(読み返す)…していないじゃないですか。
やだなあもう(シレッ
ママになったりおかあさんになったりキツネはどこに
向かっているんだろう…
以上、いつものおまけでした~


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英語を習っている時に、日本語訳だとどっちも運命になるけど、フェイトは決められていて抗えないようなもの、ネガティブな意味での運命だと教わった事があります……
この章でパインというキャラクターがグググッと掘り下げられていくんだろうなぁ…
この作品の設定や内容に凄く説得力があるのは、作者様のフィールドワークあってこそなのだなとつくづく思います。
この先が楽しみです。
アオ早く出てきてー
No title