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フリー素材の規約の詳細・投稿素材・国会図書館の解説

2018/04/27  20:42
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free00.jpg
当サイトでは、投稿素材や国会図書館からの転載を扱っていますので
以下の項目を掘り下げて説明していきます。


・当サイトと投稿者の規約
 規約の詳細・著作人格権について
・投稿素材
  投稿方法・素材の管理・素材の権利・NG素材について
・国会図書館
 直接の転載と編集した資料の利用
・権利の考え方
(クリックでジャンプ)




当サイトと投稿者の規約


私と投稿者、及び素材の利用者は以下の規約に沿って
素材を扱っていますので各項目について説明します。

ご利用方法
・個人・企業・団体、どなたでも無料で利用可。
・商用利用可、改変二次加工可、権利者および当サイトのクレジット不要。
・再配布・素材そのものの販売・ロゴなどの商標登録・主たるコンテンツ
としての使用・公序良俗に反する利用、いずれも不可。
・当サイトで公開している画像は、全て上記の規約で利用できますが
権利は手放していません。
(ただし、SNSや埋め込みリンクなど、外部リンクが設定されているものは
他者の著作物ですので上記の範囲外です。)
・素材の使用に関するトラブルは、利用者が負うものとします。



・個人・企業・団体、どなたでも無料で利用可。

そのままの意味です、どなたでもご自由に利用ください。


・商用利用可、改変二次加工可、権利者および当サイトのクレジット不要。

商用利用とは、素材の一部を用いたもので対価を得るという意味です。

私で言うと、以下の販売中の電子書籍に用いたゴシック教会の画像が
商用利用にあたります。

5521b.jpg
引用した素材がこちら

なお、広告収入プログラムを利用しているwebサイトが商用利用にあたるかは
はっきりしていません。


改変二次加工可とは素材に手を加えることです。

私で言うと、以下の天目一神社の画像にキャラクターを書き込み
水平に補正しトリミングを施した行為が改変と二次加工にあたります。

0620.jpg

↓元の画像


※画像はリラ様にお願いして引用させていただいたもので、フリー素材では
ありません。私個人のみの使用を条件に許可されているものです。


クレジットとは素材の権利者のことです。

私が公開している素材の権利者は私、投稿された素材は
投稿者が権利者になります。

クレジット不要とは、素材の持ち主の名前を記入しなくて構わない
という意味です。
(もちろん表記されても構いません)



・再配布・素材そのものの販売・ロゴなどの商標登録・主たるコンテンツ
としての使用・公序良俗に反する利用、いずれも不可。


これらは主に、著作人格権を守るための規約です。
写真、創作物、パブリックドメイン(法的保護期間が消滅した著作物)など
全てのものには著作人格権が存在します。
(権利者が死去しても無くなりません、写真一枚から
一行の詩にまで永久に発生する権利です)


著作人格権とは作者の人格を保護する権利です。
簡単に言うと、著作者を貶めるような使用から守るためのものです。

・公序良俗に反する利用×
例:アダルトや特定の宗教・政治への誘導をはかるもの。
 →同一性保持の観点から、作者の意思を外れた使用は認められません。

・再配布・素材そのものの販売×
 →名義の書き換えによる損失からの保護。

・主たるコンテンツとしての使用×
例:カレンダー、絵葉書、Tシャツなど素材が主になる、または
主にした製作物。
 →名義の書き換えによる損失からの保護。

・ロゴなどの商標登録×
 →商標登録されると権利者であっても自由に使えなくなります。

なお、著作人格権には氏名表示権(前述のクレジット表記)も含まれますが
権利者の任意によって行使できる権利です。

当サイトの素材は、クレジットを表記してもしなくてもいいという
考え方で運用しています。


・当サイトで公開している画像は、全て上記の規約で利用できますが
権利は手放していません。


あくまで自由に使っていただいて構わないというだけで、著作権及び
著作人格権は権利者にあります。


(ただし、SNSや埋め込みリンクなど、外部リンクが設定されているものは
他者の著作物ですので上記の範囲外です。)


前述のまださなぎ様や当サイトの外部リンクは、引用条件を満たした上で
使用しているだけで私の著作物ではありません。

※引用条件とは


(1)他人の著作物を引用する必然性があること。
(2)かぎ括弧をつけるなど,自分の著作物と引用部分とが区別されていること。
(3)自分の著作物と引用する著作物との主従関係が明確であること(自分の著作物が主体)。
(4)出所の明示がなされていること。(第48条)
(参照:最判昭和55年3月28日 「パロディー事件」)
 
                  『文化庁HPより、著作物が自由に使える場合


素材として使いたい場合は権利者にお尋ねください。


・素材の使用に関するトラブルは、利用者が負うものとします。

権利者は一切の責任を負いません。


以上が当サイトの規約の説明になります。



投稿素材


当サイトでは、以下の目的のため素材の協力を
呼びかけています。

・集客術の実験。
アマ作家なら誰でも資料用写真を持っているはずなので、それを
活用してどれだけ伸びるかの実験。

・サイト強化。
秋田PRやアマ支援などをサイトの軸にしていますが
どんなに綺麗なお題目も、言うだけなら自分に酔っているだけ
だと私は考えます。
何か為したいなら行動と結果で判断すべきだと思います。
サイトが強くなる→発信力強化→誰かの得になる、そういった
考えで行動しています。

       『電書と差し入れのお知らせと素材の呼びかけと相方』より





・投稿方法
当サイトの掲示板にて受け付けております。
どんなものでもお気軽にお寄せください。

投稿の際は、簡単な写真の説明、権利者のお名前(HN)と
連絡が可能なURLをお願いします。
(URLは各種SNS、HP、どんなものでも構いません)

匿名で権利を放棄して提供したい方は、その旨の記述をお願いします。

また、連絡の取れるURLが無い場合は一時的に当サイトが代行して
管理します。
公の連絡先が出来た際はリンクを掲載しますのでご連絡ください。



・素材の権利
投稿者が権利者になります。
私は管理者であっていかなる権利も有しません。


・素材の管理
お寄せいただいた写真は、ExifEraserで個人情報を消去した後
権利者の名義とリンクをつけて公開していきます。


・NG素材

フリー素材として不向きなものを説明します。

・人物の写真
人物が特定できるような写真は、被写体の方への公開許可が必要です。
フリー素材の特性と当サイトの規約から考えて、どこでどう使われるかわからないので
避けたほうが無難です。


・芸術作品
美術館のモニュメントなど、芸術作品が主となる素材は権利の侵害の怖れが
ありますので避けた方が無難です。
ただし、背景として写りこんだものや公共性が高いものなどは侵害にあたりません。
なお、神社仏閣は芸術ではなく公共物(または風景)にあたります。


・特定の商品
商品が主になる素材は避けた方が無難です。
厳密には侵害にあたりませんが、企業の考え方は様々です。
余計なトラブルを負うリスクは避けた方が無難です。
なお、提供された料理などは問題ないというのが最近の風潮です。


・商標ロゴ、メーカーロゴ
今も判断が分かれていますが、ロゴが主となるものは避けた方が無難です。
なお、背景として写り込んだものは例外です。

910.jpg
このくらいなら風景として扱えます。


・車体番号
車のナンバーなどがはっきり認識できるものは、避けるか修正したほうが
無難です。
(認識できるものが移りこんでいた場合こちらで処理します)

大太鼓の里02
このサイズではわかりませんが、原寸だと判別できるので
処理を施してあります。


これについて知りたい、提供した素材を取り下げたいなど要望が
ありましたら、当サイトのコメント欄・メールフォーム・SNSあてに
ご連絡ください。



国会図書館


国会図書館からの素材の利用規約は以下になります。

ご利用方法
・個人・企業・団体、どなたでも無料で利用可。
・商用利用可、改変二次加工可、権利者および当サイトのクレジット不要。
・再配布・素材そのものの販売・ロゴなどの商標登録・主たるコンテンツ
としての使用・公序良俗に反する利用、いずれも不可。
・当サイトで公開している画像は、全て上記の規約で利用できますが
権利は手放していません。
(ただし、SNSや埋め込みリンクなど、外部リンクが設定されているものは
他者の著作物ですので上記の範囲外です。)
・素材の使用に関するトラブルは、利用者が負うものとします。
・国会図書館デジタルコレクションより直接引用する場合、上記の条件とは
別にクレジット表記の引用ルールがありますのでご注意ください。
・当サイトのものは、二次的利用にあたるのでクレジット表記は不要です。



黒字については他の規約と同様ですので、青字について説明します。

当サイトで扱っている国会図書館素材は「インターネット公開(保護期間満了)」
(パブリックドメイン)
のものを編集したものでクレジット無しでご利用いただけます。

ただし、青字にあるように私が編集したものだけで、国会図書館より直接転載する場合は
国会図書館から転載したものであるという表記が必要です。
国会図書館からの転載について

1080.jpg
電子書籍に記載した転載表記


私が公開しているものは、編集という加工が入り一部の権利が私に移るため
クレジット表記の判断も私になるという考え方です。


この辺、先人が残したものに権利を主張するのもどうかと思いますが
編集した時点で発生してしまうので避けようがありません。

当然ながら、自分の著作物などとは微塵も思っていませんので
ご自由にご利用ください。
(国会図書館の資料についてはこちらの記事とほぼ同意見です)



権利の考え方


権利というのは複雑です。
ここまで書いたものは、昨今の利用状況や判例から考えたものです。

というのも、ある程度のガイドラインはありますが100%白だと
保障できるかといえば答えはNOです。

おそらく弁護士でも白を保証することは出来ません。
判例を読み取って独自に考えるのが権利の世界の
スタンダードです。

とはいえ、当サイトの規約はほぼ白。
他のフリー素材サイトと似たような規約で運用しています。


100%と言えないのがもどかしいですが、そういう世界なので
ご理解いただけたら嬉しいです。


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