82話より、御沢稲荷とストーリーの技法と滝沢馬琴
2018/04/30 17:25
神様セカンドライフ 82話「とかくこの世はゴミだらけ」より
ブログ版おまけです。
の前に、サイトのお話を少し。
元々サイトの柱に考えていたのが、漫画・テキスト(後のレビューやアマチュアの話)
そしてフリー素材でした。
まだまだ少ないですが、予定していたサイトの柱が揃ったのでちまちまと改装を
行っています。
ちょうど改装中にアクセスされたりすると、よくわからない表示になることがあると
思いますがご容赦ください。
(>サイト最上部のロゴバナーから作者(ハタハタ)が消えた・・・!!
改装作業を眺めながらツッコムという遊びをする人もいたり)
なお、フリー素材をスマホから探しに来るというのはレアケースだと
思うので、スマホ版にはあまり手を入れていません。
ちょっとした格差になってしまい申し訳ありません。
なお、当サイトでは使ってもいいよ!素材を常に募集中です。
協力してやっか!な方は是非こちらまでよろしくお願いします。
では、話を戻しいつものおまけ。
コメントはコチラ。
>お沢ママ優しいよ。
…ママ、何を?
ママ! ママーッ!!
(なにがあったん?)
それはさておきママお沢稲荷主役回。
>親バカほっこりに浸る間もなく、怒りや軽蔑の表情を浮かべてるならまだしも
刀をくれてやったと笑顔で言い捨てるお沢さんにゾワッとした
>お沢が思ったよりヤバいやつで震えてる
お沢稲荷については泉光院vsミヨシで伝承を話しましたが、最初の方なのと
肝心のお沢がいない状態なのでちょいと印象が薄め。
(これについては濃厚なお沢回でまた)

ミヨシによるお沢の語り
実際の御沢稲荷の伝承はこちらが詳しいです。
上記の伝承を踏まえ、本作では身内であってもバッサリやる
ほどの容赦の無い稲荷「秩序のお沢」として描いています。
なお、泉光院ちゃんはお沢の分社「泉光院稲荷神社」を任せられた
弟子の一人というポジ。
・時系列
お沢の分社建立→仏門泉光院が管理→泉光院稲荷神社と命名
→分社の管理に弟子を置く→仏門の泉光院で長く暮らす弟子っこ
→泉光院と呼ばれるようになる→泉光院廃寺→泉光院稲荷神社だけが
今も残る。
(緑が創作で他は史実)
>表紙の一覧とお沢が言う地域の顔が対応するのですね。
知らない名が多いけど想像の喚起しゅごい。
>辰子さんの名前が挙がってる!
この先触れるものもありますので詳細は各自にお任せしますが
仰るとおり~~

ここに『羽後稲荷頭領御沢』(sweeper)が加わって完成です。
こちらは縄張りを示したもの。

お気に入りは読みが気持ちいい『ナナクラナナジン』です。


力の証、古の神、法力龍、武の医聖、群れ為す神、流浪の龍に
呪われた龍、火山の隠者、稲荷大将といずれも実力者ぞろい。
こういうの考えるのほんと楽しい…色んな県のバージョンとか
楽しそう。
あ、山形版なら『蜂子皇子』を是非!
>表紙の顔役一覧を眺めて数字多いな
三五七八が日本人は好きなのねと思った次第
言われてみれば。
昔のネーミングセンスとか色々あるんでしょうけどたしかに~
>自分の手は汚さず口先で仕込みをするヤエのイメージが悪くなる…
恐らく、これまでもミヨシの知らぬところで暗躍してたんでしょうね。
>お沢さんもヤエも、自分とこの子には甘くて、どうでもいいゴミと
認識したものには容赦ない……!
そしてとことん人望を落としたヤエ。
これについてはゆっくりと次章より~~
>お猿、おつかれ!本当におつかれ!(泣)
>猿みたいな主人公になりえたかもしれないキャラが倒されるやつ、その世界の
リアル感というか雰囲気が感じられて好き
本格的な戦端を切った一番手のサダムネは
ここでおしまい。
サダムネの辿る道はこんなお話なので、好かれるわけには
いかない不遇な子。
ですが、役を全うした愛すべきキャラクターです。
>サダムネ本当にお疲れ様でした!!
やり方は野蛮でしたが,神になろうとした妖というのはどこか応援したくなる
(作者さんからすれば意図しない形かもしれませんが)キャラクターでした
手段と手を組んだ神に恵まれなかった。
サダムネとはそういう子です。
話を描いた私が言うのも変ですが、お疲れ様といってあげたい
良キャラクターでした。
>サダムネは結局本当の院内の盗賊だったのかな?
それとも貞宗の逸話にあやかっただけの無名のケモノ上がりだったのかな?
すいません読解力なくて…
いえいえ、敢えて明言せずそういう風に描いたので
当然の反応です。
>サダムネ……貞宗であるかは不明ですが、本物だったとしても銀山で燻り、非戦闘員に
嬲られた挙句の最期を思えばお沢の判断も頷けます(´・ω・`)
>これ明言は避けられていますが,
「刀や鉄砲が通らなかった」
って記録があることからサダムネが院内の盗賊であることが示唆されてますね...
作中で示していないのでサダムネが何者だったのかは
触れません。
ただ、ストーリーとして目指したものは
>悪としてとは言え名を残した者が、最期は見る影もなく
「あやかろうとしただけのニセモノ」扱いされてる方が救いがなくて
そっちかなって……
と
>仲間にも外にも雑魚という評価で終わるとは、成り上がるのを
切望していた彼としては、さぞ口惜しいことでしょう。
これです。
このどこかやるせなく寂しい終わり。
そして、望んでいた成り上がりから真逆の無名の妖という
烙印。
ひどく酷い絵面の最後を描くよりも、寂しい風が似合う寂寥感に
つつまれた終わりを描きたいと思いこうなりました。
細かい描写や明言するのは蛇足と考え省きましたが、そういったものを
感じてもらえたら作者冥利に尽きます。
>ここにきてパイン陣営にも稲荷が加わるという対比が面白いですね。
敵側に稲荷がいるのはやばいと思ったパインが急遽、って感じかな。
>てかパイン陣営になんか稲荷さん来てるー!なんだろなんかちょっと不気味な感じ…
稲荷と稲荷が対峙しちゃうとどうなるんだろ?稲荷ネットワークどうするんだろ?
>新しい敵が稲荷だと!悪どい顔した神様だが強いのか?
>昔ヒトツメが稲荷はめんどくさいって言ってたように、一番めんどくさいキツネ対策で
稲荷雇うのは理にかなってる気がする
新キャラ「稲荷」登場回。
いつもどおりまずは顔見せでいずれは…のパターンです。
普通は新キャラが登場したらそれを軸にして…が普通の話の組み方
なんですが、私の組み方は浦沢直樹とかあの辺が近いのでご理解いただけたら~


といってもなんのことやらなのでちょっと図解。

これがベーシックな組み方。

連載物も同じ。

浦沢漫画。
一個のテーマなんですが、次から次へと細かな謎が出てきて
次の章で大きくなったテーマを解決する。
うちのも同様で、稲荷のようなわかりやすいものから謎の小出しや
伏線を散らしながらテーマを終え次に。
サダムネの章で言うと、サダムネの活躍を描きながら、稲荷・ヤエ・赤鬼を
散りばめてサダムネの話を終え、大きくなったテーマ(赤鬼)を次の章に。
途中から読むととっつきにくい弱点もありますが、引きが強くホールド力が
大きいのがこの組み方の私なりの分析です。
ただし
>稲荷により仲間を失ったパインが稲荷を迎えるとか、
こういうシンメトリックな構成は意図したものでしょうか。
いつもながらどこまで作り込むんだこのお人はと思わされます。
(ありがとうございます~~!)
話が終わりまで組めないと出来ない手法なので、ご指摘のシンメトリックな構成も
全部ではありませんが狙ったものです。


漫画ごっちゃ用の二部イメージカット(完全なカットは電書)
とはいえ、読み手がいないとどうにもならないのでほんと
皆様には感謝しています~~~~
>なんかいつの間にか佐竹陣営VS反佐竹陣営
的な構図がうっすらと・・・
(それは意図していなかったずら)
>そして赤鬼に成長イベントが?
どう変貌するのか怖いような、でも肉体的に成長した姿は見てみたry
>てかパインは戦闘員として鬼が欲しかったんだと思ってるんだけど、その上で
赤鬼に戦わなくていいって言うんだとしたら、赤鬼の身の上とわんなハードモード
だったんですか…
さらにその上で赤鬼が本当の鬼になろうとしているのなら、赤鬼と言う名の
青鬼じゃないすか……自己犠牲心の塊なの…??
>急展開だが赤鬼ちゃんが居なくなるだとガタッ!
非戦闘員の可愛いおとなしい赤鬼ちゃんが変わっちゃうのか・・
お待たせしました!
次回より、パイン一味の人気キャラ赤鬼のお話になります。
内容は見てもらってからってことで伏せますが、私なりに
読み取った少女マンガの文法を少年漫画的にアレンジした構成に
なっています。
ちょっと長めの章になりますが、お付き合いいただけたら嬉しいです。
>馬琴に猿の話を提供した文宝堂は、大田南畝の弟子で
蜀山人の名を継いだ人物ですね。
文宝堂は出羽から来た人に聞いたとしていますが、
文人同士のコミュニティ内で語られていた話だったのかも。
後に鈴木牧之の『北越雪譜』も結構売れましたし、
普段なじみの薄い北国の話がウケる素地が
当時の江戸にあったのかな、と思ってみたり。
すげえ!!
私はそこまで辿り付けなかった!
刀を盗んだ猿こと院内の盗賊はコチラの記事の通りです。
サダムネを出そうと考えたきっかけは、民話の敵役といえば猿。
秋田で猿でたどり着いたのが、上記の記事で触れられている
『奇話珍話 秋田巷談』。
これ、おそらく元本があって再編集したオムニバスだなと感じたのが
怪猿サダムネのスタートでした。
そしてたどり着いたのが南総里見八犬伝の作者、滝沢馬琴(曲亭馬琴)
が江戸の文人から聞いた奇談を収録した書「兎園小説」でした。
(有名所の話だと、うつろ舟や仙境異聞も収録されている)
ただし、私はここまで。
滝沢馬琴を掘り当てたときはガッツポーズをしたものですが、この先が
わかりませんでした。
というわけで、もし知っていたらサダムネをどういう話にしただろうか?
なんてことを考えながら教えていただいた情報を漁りたいと思います。
以上、いつものおまけでした~~
ブログ版おまけです。
の前に、サイトのお話を少し。
元々サイトの柱に考えていたのが、漫画・テキスト(後のレビューやアマチュアの話)
そしてフリー素材でした。
まだまだ少ないですが、予定していたサイトの柱が揃ったのでちまちまと改装を
行っています。
ちょうど改装中にアクセスされたりすると、よくわからない表示になることがあると
思いますがご容赦ください。
(>サイト最上部のロゴバナーから作者(ハタハタ)が消えた・・・!!
改装作業を眺めながらツッコムという遊びをする人もいたり)
なお、フリー素材をスマホから探しに来るというのはレアケースだと
思うので、スマホ版にはあまり手を入れていません。
ちょっとした格差になってしまい申し訳ありません。
すまなそうなPC版の動物 |
なお、当サイトでは使ってもいいよ!素材を常に募集中です。
協力してやっか!な方は是非こちらまでよろしくお願いします。
では、話を戻しいつものおまけ。
コメントはコチラ。
>お沢ママ優しいよ。
…ママ、何を?
ママ! ママーッ!!
(なにがあったん?)
それはさておき
>親バカほっこりに浸る間もなく、怒りや軽蔑の表情を浮かべてるならまだしも
刀をくれてやったと笑顔で言い捨てるお沢さんにゾワッとした
>お沢が思ったよりヤバいやつで震えてる
お沢稲荷については泉光院vsミヨシで伝承を話しましたが、最初の方なのと
肝心のお沢がいない状態なのでちょいと印象が薄め。
(これについては濃厚なお沢回でまた)

ミヨシによるお沢の語り
実際の御沢稲荷の伝承はこちらが詳しいです。
湯沢城跡に水戸から連れてきたお沢稲荷と分社の泉光院稲荷がある。
佐竹南家で飼っていた白鳥が狐に食い殺されたので、当時城内にあったお沢稲荷に
城主が訴えた。
翌朝、処罰された狐が庭先で死んでいた。
このことを聞きつけ多くの参拝者が訪れたが、町人が城内に入ることが許され
なかったので、泉光院にお沢稲荷の拝殿を設け便宜をはかった。
秋田の昔話・伝説・世間話 口承文芸検索システム「お沢稲荷と泉光院稲荷」より
上記の伝承を踏まえ、本作では身内であってもバッサリやる
ほどの容赦の無い稲荷「秩序のお沢」として描いています。
なお、泉光院ちゃんはお沢の分社「泉光院稲荷神社」を任せられた
弟子の一人というポジ。
・時系列
お沢の分社建立→仏門泉光院が管理→泉光院稲荷神社と命名
→分社の管理に弟子を置く→仏門の泉光院で長く暮らす弟子っこ
→泉光院と呼ばれるようになる→泉光院廃寺→泉光院稲荷神社だけが
今も残る。
(緑が創作で他は史実)
>表紙の一覧とお沢が言う地域の顔が対応するのですね。
知らない名が多いけど想像の喚起しゅごい。
>辰子さんの名前が挙がってる!
この先触れるものもありますので詳細は各自にお任せしますが
仰るとおり~~

ここに『羽後稲荷頭領御沢』(sweeper)が加わって完成です。
こちらは縄張りを示したもの。

お気に入りは読みが気持ちいい『ナナクラナナジン』です。
力の証、古の神、法力龍、武の医聖、群れ為す神、流浪の龍に
呪われた龍、火山の隠者、稲荷大将といずれも実力者ぞろい。
こういうの考えるのほんと楽しい…色んな県のバージョンとか
楽しそう。
あ、山形版なら『蜂子皇子』を是非!
>表紙の顔役一覧を眺めて数字多いな
三五七八が日本人は好きなのねと思った次第
言われてみれば。
昔のネーミングセンスとか色々あるんでしょうけどたしかに~
>自分の手は汚さず口先で仕込みをするヤエのイメージが悪くなる…
恐らく、これまでもミヨシの知らぬところで暗躍してたんでしょうね。
>お沢さんもヤエも、自分とこの子には甘くて、どうでもいいゴミと
認識したものには容赦ない……!
そしてとことん人望を落としたヤエ。
これについてはゆっくりと次章より~~
>お猿、おつかれ!本当におつかれ!(泣)
>猿みたいな主人公になりえたかもしれないキャラが倒されるやつ、その世界の
リアル感というか雰囲気が感じられて好き
本格的な戦端を切った一番手のサダムネは
ここでおしまい。
サダムネの辿る道はこんなお話なので、好かれるわけには
いかない不遇な子。
ですが、役を全うした愛すべきキャラクターです。
>サダムネ本当にお疲れ様でした!!
やり方は野蛮でしたが,神になろうとした妖というのはどこか応援したくなる
(作者さんからすれば意図しない形かもしれませんが)キャラクターでした
手段と手を組んだ神に恵まれなかった。
サダムネとはそういう子です。
話を描いた私が言うのも変ですが、お疲れ様といってあげたい
良キャラクターでした。
>サダムネは結局本当の院内の盗賊だったのかな?
それとも貞宗の逸話にあやかっただけの無名のケモノ上がりだったのかな?
すいません読解力なくて…
いえいえ、敢えて明言せずそういう風に描いたので
当然の反応です。
>サダムネ……貞宗であるかは不明ですが、本物だったとしても銀山で燻り、非戦闘員に
嬲られた挙句の最期を思えばお沢の判断も頷けます(´・ω・`)
>これ明言は避けられていますが,
「刀や鉄砲が通らなかった」
って記録があることからサダムネが院内の盗賊であることが示唆されてますね...
作中で示していないのでサダムネが何者だったのかは
触れません。
ただ、ストーリーとして目指したものは
>悪としてとは言え名を残した者が、最期は見る影もなく
「あやかろうとしただけのニセモノ」扱いされてる方が救いがなくて
そっちかなって……
と
>仲間にも外にも雑魚という評価で終わるとは、成り上がるのを
切望していた彼としては、さぞ口惜しいことでしょう。
これです。
このどこかやるせなく寂しい終わり。
そして、望んでいた成り上がりから真逆の無名の妖という
烙印。
ひどく酷い絵面の最後を描くよりも、寂しい風が似合う寂寥感に
つつまれた終わりを描きたいと思いこうなりました。
細かい描写や明言するのは蛇足と考え省きましたが、そういったものを
感じてもらえたら作者冥利に尽きます。
>ここにきてパイン陣営にも稲荷が加わるという対比が面白いですね。
敵側に稲荷がいるのはやばいと思ったパインが急遽、って感じかな。
>てかパイン陣営になんか稲荷さん来てるー!なんだろなんかちょっと不気味な感じ…
稲荷と稲荷が対峙しちゃうとどうなるんだろ?稲荷ネットワークどうするんだろ?
>新しい敵が稲荷だと!悪どい顔した神様だが強いのか?
>昔ヒトツメが稲荷はめんどくさいって言ってたように、一番めんどくさいキツネ対策で
稲荷雇うのは理にかなってる気がする
新キャラ「稲荷」登場回。
いつもどおりまずは顔見せでいずれは…のパターンです。
普通は新キャラが登場したらそれを軸にして…が普通の話の組み方
なんですが、私の組み方は浦沢直樹とかあの辺が近いのでご理解いただけたら~
といってもなんのことやらなのでちょっと図解。

これがベーシックな組み方。

連載物も同じ。

浦沢漫画。
一個のテーマなんですが、次から次へと細かな謎が出てきて
次の章で大きくなったテーマを解決する。
うちのも同様で、稲荷のようなわかりやすいものから謎の小出しや
伏線を散らしながらテーマを終え次に。
サダムネの章で言うと、サダムネの活躍を描きながら、稲荷・ヤエ・赤鬼を
散りばめてサダムネの話を終え、大きくなったテーマ(赤鬼)を次の章に。
途中から読むととっつきにくい弱点もありますが、引きが強くホールド力が
大きいのがこの組み方の私なりの分析です。
ただし
>稲荷により仲間を失ったパインが稲荷を迎えるとか、
こういうシンメトリックな構成は意図したものでしょうか。
いつもながらどこまで作り込むんだこのお人はと思わされます。
(ありがとうございます~~!)
話が終わりまで組めないと出来ない手法なので、ご指摘のシンメトリックな構成も
全部ではありませんが狙ったものです。


漫画ごっちゃ用の二部イメージカット(完全なカットは電書)
とはいえ、読み手がいないとどうにもならないのでほんと
皆様には感謝しています~~~~
>なんかいつの間にか佐竹陣営VS反佐竹陣営
的な構図がうっすらと・・・
(それは意図していなかったずら)
>そして赤鬼に成長イベントが?
どう変貌するのか怖いような、でも肉体的に成長した姿は見てみたry
>てかパインは戦闘員として鬼が欲しかったんだと思ってるんだけど、その上で
赤鬼に戦わなくていいって言うんだとしたら、赤鬼の身の上とわんなハードモード
だったんですか…
さらにその上で赤鬼が本当の鬼になろうとしているのなら、赤鬼と言う名の
青鬼じゃないすか……自己犠牲心の塊なの…??
>急展開だが赤鬼ちゃんが居なくなるだとガタッ!
非戦闘員の可愛いおとなしい赤鬼ちゃんが変わっちゃうのか・・
お待たせしました!
次回より、パイン一味の人気キャラ赤鬼のお話になります。
内容は見てもらってからってことで伏せますが、私なりに
読み取った少女マンガの文法を少年漫画的にアレンジした構成に
なっています。
ちょっと長めの章になりますが、お付き合いいただけたら嬉しいです。
>馬琴に猿の話を提供した文宝堂は、大田南畝の弟子で
蜀山人の名を継いだ人物ですね。
文宝堂は出羽から来た人に聞いたとしていますが、
文人同士のコミュニティ内で語られていた話だったのかも。
後に鈴木牧之の『北越雪譜』も結構売れましたし、
普段なじみの薄い北国の話がウケる素地が
当時の江戸にあったのかな、と思ってみたり。
すげえ!!
私はそこまで辿り付けなかった!
刀を盗んだ猿こと院内の盗賊はコチラの記事の通りです。
サダムネを出そうと考えたきっかけは、民話の敵役といえば猿。
秋田で猿でたどり着いたのが、上記の記事で触れられている
『奇話珍話 秋田巷談』。
これ、おそらく元本があって再編集したオムニバスだなと感じたのが
怪猿サダムネのスタートでした。
そしてたどり着いたのが南総里見八犬伝の作者、滝沢馬琴(曲亭馬琴)
が江戸の文人から聞いた奇談を収録した書「兎園小説」でした。
(有名所の話だと、うつろ舟や仙境異聞も収録されている)
ただし、私はここまで。
滝沢馬琴を掘り当てたときはガッツポーズをしたものですが、この先が
わかりませんでした。
というわけで、もし知っていたらサダムネをどういう話にしただろうか?
なんてことを考えながら教えていただいた情報を漁りたいと思います。
以上、いつものおまけでした~~
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と言うとあんまりイメージが良くないですが、多分座りが良い数字なんでしょう。
No title
ミ、ミーにはいつもと同じ顔にみえる…
No title