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87話より、カタルシスとご意見募集!

2018/07/16  18:59
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神様セカンドライフ 87話「地上の星」よりブログ版おまけです。


今回はいつもと違い、読者の皆様へ聞きたいことが出来たのでそれについての記事になります。


きっかけとなったコメントがこちらです。


>パイン編に入ってからこっち、VS熊やカチノ池攻防戦のようなカタルシスが久しく得られず、長編とはそういうものだと理解しつつも、早く何らかの展望が開ければと思っていたところに、まさかの同キャラ対戦!! どこまで焦らされるのか、逆に楽しみになってきました(笑)。

(ここだけ抜き出すとンン~…!っと感じられるかもしれませんがそういう意図のコメントじゃないです)


私はシナリオの展開を考えるとき、自分ならこういうのにグッと来ることを意識しています。

そして自分がグッと来るポイントが読者もグッと来たかを確かめて、自分の感覚は一般的な感覚とずれていないことを確認しています。

これ、とても大事なことです。
このグッと来るポイントがずれているとなにを描いても駄作になるので、全てのコメントはやる気もそうですが作劇上とても大事な意見として受け止めています。

さきほどのコメントで悩んだのが「カタルシス」

カタルシスという言葉は、「心の中に溜まっていた澱(おり)のような感情が解放され、気持ちが浄化されること」を意味します。


            三省堂辞書サイト・10分でわかるカタルシスより。




わかるようでわからない言葉ですが、ストレスの解放と考えています。

本作で言うと。

・ミヨシvsアオ
わからずやのミヨシ→ミヨシの改心

・カチノ池攻防戦
キツネ襲来→ヒトツメとの和睦

・ヤエ誘拐
サダムネ奇襲→ヤエの鬼謀

・サダムネ編
アオ負傷→お沢討伐

全ての章は1話1話に見所を入れ事件の解決(ストレスの開放)で成り立っています。


いや。
成り立っていると私は思っていましたが、実際のところどうでしょうか?

800_20180716185210930.jpg悩める動物


ちょっと言いにくいのですが、なんの参考にもならないコメントというのも少ないながらも存在します(ちなみにブログにはありません)

例えば、あきらかに感性がおかしいもの、日本語がおかしいもの。
あとは、句読点が、無意味に打たれ、一見まともな意見に、見えますが、得体の知れない、空気を、まとっているもの(←こういうの)。

これらのコメントを参考にしても、私の感覚がずれていくだけなので無視しています。

それ以外の一般的なコメントは、そのコメントを描いた人がグッときたり違和感を感じた場合、他の人も同じことを思っていると受け取っているので真摯に受け止めます。

そして上記のコメントもまた、一般的でいつも楽しみにしている方からのコメントです。


私はプロ志向ではありませんが、プロ以上に面白いものを描きたい願望は(強く)あります。

ですので、カタルシスを感じない・展開が遅い・長編だからだれる、なんでもいいので詳しく教えてください。

そういうのないよ!って方はどの章が面白かったかなど教えていただけたら助かります。


絵に関しては、時間がかかるわりに効果が薄いので消極的ですが、シナリオのクオリティアップは気づき一発で劇的に変わるので積極的に取り入れています。


コメ記事にするかは分かりませんが(反論っぽくなる気がするし)ぶっちゃけた意見をお待ちしています。


あ!
ついでにもう一つ。

今やっているのパイン一味vsミヨシ組は2部でタタラ編は10章(2-10)になります。
あと3章をこなせば2部は終わり3部にうつるわけですが、その際に話数をリセットしたいと思っていますがどうでしょうか?

理由は100話越えの作品は新規にはキツイからです。
(3部に入ったら1~2部を振り返る0話から始めようかなと思っています)

すっと読んでいただいてる皆さんはどう思いますか?
分かりにくい?なんかイヤ?どうでしょうか?

この辺もアドバイスいただけたら嬉しいです。




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コメント

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名も無きハタハタ 2018/07/16 22:06

No title

例で挙がっているものについて言うと、
サダムネに入れ込む読者が増えたことで
サダムネ退場がカタルシスとして弱くなった感はありますね。
まあこれは以前仰った通り、予期せぬことだったでしょうが。

一話一話に見どころがあって楽しんでいるので、
全体の展開については作者の導きのままに、と思うのですが。

話数はむしろ勲章、誇ることだと思っていたので、
単純にもったいなくないですかね。
ご自身で気にしないのであれば、まあ。あとは慣れの問題かと思います。
ちなみに話数をリセットした場合、続きの電書の巻数はどのように?
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- 2018/07/17 02:04

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- 2018/07/17 02:44

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名も無きハタハタ 2018/07/17 11:46

No title

要所要所で多少説明臭いところが一見さんを敬遠させる可能性がありそうではあるのですが
民俗学好きからするととてもたまらないところがあるので一長一短かな、と
ただキャラが分かり易く、かつデフォルメ的で可愛いからそれだけでも初見の方をゲットしやすいかも(事実自分も最初は絵で釣られたクチ 大好き愛してる)

サダムネの黒ひげ危機一髪の刑執行といいタタラの過去といい、ヤンデレおっぱいママと愉快な仲間たちの話は重くなる傾向にあるので
プリティ義足娘タタラと一級フラグ建築士ヒトツメの戦いに対してどう落としどころを持っていくのかが作品にしても読者にしても恐らくある種のポイントになるんじゃないかなと見てます
特にタタラの戦いは辛い過去の延長上にある弱い心の先にあるもので、彼女にとってはヒトツメと戦ってるというより独り相撲に近いものがあると思うので、そういう意味ではキツネショックを超える結末を期待してます(無駄にあげるハードル)

自分の、意見は、あくまで、適当なので、得たいの知れない、雰囲気を、わざと纏います。違うなと、思ったら、無視して、かまわないです
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LV3 2018/07/17 18:50

No title

>鍵コメ

全文字化けで解読ツールも通りませんでした。
よろしければもう一度お願いします。
(メアドつきの鍵コメのほうです)
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名も無きハタハタ 2018/07/17 21:28

No title

作者さんのリアルタイム生原稿な雰囲気も含めてこのマンガが好きです。
カタルシスを追求すると水戸黄門になっちゃうので、色んなバトルと色んな結末があって良いと思うんです。
そこは編集部やオトナの事情に振り回されない立場で描いてるからこその魅力もありますしお寿司。
作者さんのペンタブを動かしてるのはそれぞれの神様であったりなかったり。
…そりゃ私のコメントも含めてノイズですよ。
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sheero 2018/07/17 22:11

No title

私の考えが一般的か外れているか判断できませんが、
自分の思い、考えを文章で伝えるのが苦手な人もいるのではないかと。
私は文を作ることに慣れていないので、コメントするとき単語や文法が
間違っているのではないか、わかりにくい表現はないか、毎回考えます。
その結果、感性や日本語がオカシイと取られるかもしれません。

ただそんなことは読者個人の問題で、作者さんが気にかけることでは
ありませんが、無視する宣言されると寂しい気分になったので、誰に
対してのフォローでもありませんが書き込みさせてもらいました。



カタルシス? グッときた?
シロやキツネの岩戸(暗喩)が開かれれば即テンション爆上がりです。

というのは冗談ですが、好みのキャラが活躍したり、謎や伏線が回収
される時はスッキリとしますね(健全な話)。
個人的には、最近なら金勢様登場やパインの正体判明回でしょうか。
それも長い事件編があってこその解決編なので、今の展開ペースは
ほどほどのストレスで良いと思います。
ただ第一部の話の中心だったアオの活躍が、第二部になってからは
殆ど見られないのが、少し物足りなく感じます。
そのために部を分けたのだと理解してますが、主要キャラとして登場
しているから、余計活躍を期待しているかもしれません。
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末広 2018/07/17 23:28

話数はあまり気にしてないですね
評判なり絵なりで気になって、覗いてみたら面白い、そしたら話数多い方が「おいおい、まだこんだけあんのかよ参っちゃうな〜(笑)」ってむしろご褒美です
まぁそのキッカケの部分で100話超えてると分かるとハードル上がる人が多いのでは?という危惧なのでしょうけれど
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山形LVE 2018/07/18 00:02

No title

>>一般的でいつも楽しみにしている方

 もったいないお言葉、恐れ入ります。楽しみにさせて頂いているのは、こちらの方ですのに……。

 「神々の憂鬱」という物語は、新キャラ・パイン一味の登場と共に、彼女らの目的、正体、過去といった謎が一挙に立ち現われた後、それらが少しずつ解決されていくという形で展開していますが、僕がそこにカタルシスを感じられていない理由を考えてみましたところ、大きく三つほどありました。以下、「ぶっちゃけた意見」として、僕の好みを申し上げます。全く主観的に過ぎるのですが、どうか御容赦下さい。

1.ミヨシ組の活躍が物足りない。
 正体不明の敵に人質を取られているために〈打って出る〉ことができないミヨシ組は、〈情報収集〉や〈迎撃〉といった、地味な、あるいはパッシブなオプションを取らざるを得ません。一方、パイン一味のそれは、〈奇襲〉に〈強襲〉と、非常に派手でアクティブです。ヤエがさらわれ、ミヨシ組が受け身に回ってから30話近くになりますが、いつしか、「『神様セカンドライフ』に最終回が来なければいいのに」という願いの陰に、「早くスカッとさせて欲しいなあ」という思いが生まれていました。

2.サダムネの敗北に爽快感を得られない。
 「最初の中ボス」であるサダムネの死亡を、「ひとまずこの件は落着した」と受け取れませんでした(と、そう書いてから自覚したのですが、「討伐」ではなく「死亡」であるところに、意識の重心がどこにあるかが端的に示されていると思います)。人間の祈る通りに神が動いてくれるはずがないように、僕の願う通りにLV3さんが描いてくれるはずがない(だからこそ、人生も漫画も面白い)ので、この展開にゴネるつもりはありませんが、カタルシスを得られなかったのは確かです。神道はもちろん、『孔雀王』や『ペルソナ』などの先行作品で馴染んでいた神々(行逢神、アラハバキ、オグン)やオカルト(タタリ沼のナミダ姫)ほどにはニギハヤヒ問答を楽しめず、物語が停滞してきたと思い始めていたところに、剥き出しの「人間味」を好きになりかけていたサダムネが(恐らく相当の無念を抱えたまま、ゴミとして無残に)殺されたことに、がっかりしてしまいました。お沢の行動原理は、頭ではよく分かるのですが……。

3.物語は着実に動いているのに、動いているという実感が持てない。
 1と2が合わさったところに、「一気にまとめて」ではなく「連載を追いかける」という読み方のせいもあるのですが、ミヨシ組の活躍やサダムネの退場といった物語の節目が見えにくく(=目に映ってはいても、節目とは認識できず)、そのくせ最新話をリアルタイムで読んでしまうので、どこからどこまでが一つのまとまりなのか俯瞰することもできず、一話一話を断片として捉えて(=それの前後の話との関係性が意識できず、物語の節目、延いては全体像を捉え損ねて)しまっています。て、節目うんぬんはまだしも、断片化どうこうは、LV3さんの作話メソッドとは全く無関係な、僕個人の問題ですね。ごめんなさい。

 思っていた以上に自己分析がうまくいかず、カタルシスを得られていない理由がまだ他にもあるのか(それどころか、本当にこれらがそうなのかすら)もおぼつかないのですが、取り急ぎ、コメントさせて頂きました。また、話数については、このままがよろしいかと存じます。

 取り留めもない文章を、長々と失礼致しました。
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- 2018/07/18 00:09

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LV3 2018/07/18 01:57

No title

>鍵コメ(文字化けの件)

今度はちゃんと表示されました。
貴重なご意見ありがとうございました~~!
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玲子 2018/07/18 06:56

No title

1巻から読み返して、好きなエピソードを選べず、きゃーミッチー、大好きーってなっただけでした…orz
私にはミヨシ様大好きフィルターかかってるので、全然一般的な意見にならないことが自覚できてよかったです。
ただ、アオ様の神憑りの変身も大好きなので、早くケガを治して元気に七変化して欲しいです。ヒトツメ1分、ミヨシが3分、シロは何分? オグンは何秒? あれ?アラハバキって何だっけ…。その際はヤエ様解説をお願いします。

話数リセットについては、「グラップラー刃牙」シリーズを連想してしまい、ちょっと早すぎない?って思いました。でももっと多くの人に知ってもらいたいし、0話がどう構築されるのか気になるので、ありです。
新版になってから知った私が、ああ、もっと前から知りたかった!って、新版が旧版に追いつくまで旧版読みまくったみたいに、ご新規様がハマってくれて電書大人買いしますようにって祈ろうと思います。←気が早い。



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