出雲流民俗学的神話考と疲弊した郷土と発信の形
2018/08/10 00:00
今回はいつもと違い、まとまりのないおまけ記事になります(いつもまとまっている前提?
まずは「88話「聖なる音は戦場に」」からのコメントを。
>出雲路の人間としては、我らの出雲神もいつかお目見えしてくれるといいなぁ
~~略~~
神話と伝承は異説異論があるは百も承知。
その上で秋田様の論を聞きたい。正直論をかわしてみたいと思わざるを得ません。
OK出雲民!なんぼでもやったるべ!
というわけで、どこか既視感のある民俗学的神話のお話をお届けします。
>出雲出身の出雲神話好きとしては、叫ばずにはいられない。正直語りたくてたまらないこの気持ち。事代主(コトシロヌシ)と天若彦(アメノワカヒコ)と鴨神、そして大神大物主(オオモノヌシ)を調べ続けた人間が、ニギハヤヒや役行者が出てくれば反応しないわけいきますまいな。ましてや最も神秘に近い神アラハバキとくれば。やはりわたしとすれば、三島が浮かぶ。そして三島の主神を、地元での調査を繰り返して事代主と断じたのは平田篤胤。滾る。

イズモさんは創作と出会わなかった私の同類ですね。
もんのすごいシンパシーを感じます!
記紀と出雲の神話(国津神?)を調べまくったけどそれを分かり合える相手に恵まれず、内にため込み今まで来た方だと感じました(違っていたらごめんなさい)。
なぜそう思うのかというと私がそうだったからです。
私は民話から始まり、秋田の土着信仰や民俗学を調べるのが好きな子でした。
ですが、いかに楽しいかを話しても宗教?カルト?意味わからないと言われ続けた為、他人に話すのこと止め秘かな趣味として楽しんでいました。
そんなある日、マンガ夜話という漫画を解説する番組を見ました。
中でも、岡田斗司夫・夏目房之介両氏による解説は衝撃でした、漫画ってここまで緻密に計算されているんだ!私も描いてみたい!と強く思いました。
両氏の真似事をしながら色んな漫画を研究し、社会人が書くなら経験に裏打ちされたものがベスト(いわゆる職業物)だと考え思い浮かんだのが秋田の民俗学でした。
前述の同好の士がいない秘かな趣味は言い換えればストレスです。分かりあえないストレスです。
私の創作はストレスの発散として上手く作用し、読者にも恵まれ今の今まで続けることが出来ました。
出雲民さんは創作に出会う前の私と同じ匂いを感じます。
その後色々あって、掲示板で出雲の民俗学や神話考を書くことにしたようですのでご紹介します。
掲示板はコチラ。
どうですか?
この考え方、知識の組み方。間違いなく同類です。
なにより、この方の言い切らないところに共感を感じます。
これ凄く大事です。
民俗学は分からないことの方が多いです。
消えていく文化を再構築してまとめるのが民俗学。
欠けているのが当然であり、一つの発見でひっくり返るなんてよくあること。
だから断言をしないんです。
これはこの手の学問を話す方を計る指針の一つです、はっきり断言と否定を使う方は少し怪しいと思っていただいて構いません。

民族などまずない。
漫画なんだから民族などないと言い切るのが正解ですが、民俗学として正しくない。
だからこんな煮え切らない言い回しになる。
ですのであの文章にとてもシンパシーを感じます。
ただ、楽しく興味深い推論ですが推論は推論。
面白かった!以上のことが言えないのも事実。
ですので少し気になること、イズモさんの論を補強する意見をつらつらと。
まずはこれから発信する上で、考え直していただきたい部分を。
>どうでもいい話ですが、島根はここ100年唯一人口が減り続けている都道府県です。
その国から申し上げたい、秋田はまだ都会だと。
こういうことを地方在住者のいる席で言うと、なぜか喧嘩になりますよね。
いやいや、うちも結構田舎だから。負けてないから。
うちの氏子は帰宅部ガチ勢だから、10kmとか普通だから!!みたいな。
あれなんなんでしょうね。
比較するから喧嘩になるんです。
その言い方は、うちの方が大変なんだから黙ってろと受け取られても仕方ありません。
どっちがより悪いかなんて比較になんの意味もありません。
どんな数字をもってきても産まれ故郷は別格です、数字だけではわからない問題なんていくらでもあります。
それを秋田はマシと言われて喜ぶ秋田県民など皆無、断言してもいいですがいつか必ず炎上します。
私には島根のことはわかりません。
秋田がマシに見えるというならそうなんでしょうが、だからどうした以上の感想は無いです。
故郷を想う気持ちは理屈じゃないです、感情の問題です。正論に意味はないんです。
もちろん反論はあると思いますが、私に言っても意味はありません。
故郷が疲弊していると感じ、黙っていられないなら行動するしかないんです。
私が秋田を創作のテーマに入れるのは、そもそも知られていない県、旅行気分になっても選択肢に上がらない県、そういった状況を打開するためにまずは秋田を知ってもらうためです。
当然これは、故郷の惨状に黙っていられないストレスから来る行動です。
秋田島根に関わらず、疲弊した故郷を助けられるのは故郷に縁がある方だけです。
全国どこも疲弊している以上、助けは期待できません。
島根を想うならやるべきことは比較ではなくアピールです。
せっかく国津神の本拠地、出雲大社という最高の社を持った土地なんですから他所のことはほっといて、地元ファーストで行動なさるのがベストだと思います。
以上を踏まえ、HNについて御一考いただけたら嬉しいです。
次は論について思うことを。
出雲と出羽は大昔、海路で結ばれていたと思います。
(大和による化外進攻のさい、阿倍比羅夫は海路で出羽入りした記載があったはず、ならばそれ以前から日本海ルートがあったと考えてもいいような気がします)
一つは名前。
出羽(でわ)はかなり古くからある地名です。下手をすると漢字伝来以前からあるかもしれません(調査不足)
ですので出羽ではなく『イデハ』。
音のみで構成された地名で考えるのが正しいように思います。
つまり、イズモとイデハ。
ちょっとうろ覚えですが、本来神様の名前も音のみで漢字はなかったはず。
天照大神ではなく、アマテラスに漢字を当てたのが大元だったと思います。
近しい音のイズモとイデハ、この辺はそこまで調べていませんが関連があっても不思議はないかなと思います。
もう一つが言葉。
秋田近辺の方言は東北弁の俗称ズーズー弁と呼ばれています。
コチラの分布図を見るとわかるように、東北以外でズーズー弁が使われている土地。
それが出雲と富山です。
これ、海路で繋がっていたと考えるのはロマンすぎるでしょうか?
私は西日本や記紀に明るくないので、これらを説まで組み上げることは難しいです。
ですが、出雲民さんなら今私が感じているグッと来るエモーションを共有できるかと思います。
(ついでにコチラをご紹介します。出羽と出雲や記紀との関連にグッと来る良記事です)
「88話より、一世風靡セピアと義足と神話への影響」より。
>あと二次創作といいますか、この鍵コメみたいな一種の妄想考察を二人の神の対談方式に仕立てて見たいなと。テーマは漫画の中に出てきたキーワードや更新中のトピックス、それが秋田の文化とどう関わっているか、そしてそれを『外』から見た時どういう意味が見えるか。
中から見た神話の逆、外から見た秋田を出雲路より描いて見たいと思います。
~~略~~
短編を連ねる形で、少しずつ出来次第このコメント欄に投稿して見たいのですが良いですか?
うちは記事の更新が早いのでコメント欄だと埋もれてしまい、読まれるのが困難なので掲示板の方が向いていると思います。
そして、いくら書いても止まらないほど書けると気づいたとき、自身のブログを立ち上げ転載することをお薦めします。
さらに、多くの人に読まれたい!と感じたときは創作を始めるべきだと思います。
なぜなら創作は嘘が許されます。
事実を推論で結び語ることには限界がありますが、判明していない事実を嘘で繋いでいいのは創作だけです。
これは民俗学ではありえません。
ですが、消え行く文化をまとめて残すのが民俗学。
ならば、私の視点で消え行く文化を分かりやすい神という嘘を交えまとめた本作もまた民俗学。
夢のない言い方をすれば民俗学は不人気でつまらない学問です。
ですがつまらないものを面白く見せることは可能です。
私は野球もバスケもつまらないと感じますが、Dreamsやスラムダンクは大好きです。
つまらないものと創作の相性は抜群ですのでお勧めです。
最後に意見を言わせてください。
掲示板での論、楽しく読ませていただきました。
ですがおそらくほとんどの方には難解すぎて理解できないと思います。
この記事も細かい部分について話す形にしようかと思いましたが、前提として知るべき知識が膨大で解説だけで終わると思いこの形になりました。
私自身、神様セカンドライフのスタートは土着神ってなにさ?から始めています。
神話の中でもメジャーなヤエですら知識の神としか表現しておらず、オモイカネと紹介するのは数話後です。

これが普通です。
みんな知らないんです。
大国主と事代主をスッと読める方がレアなんです。
一般的につまらないと思われているものが、いかに楽しいかを説明できるのは面白いと感じている当事者だけだと思います。
私にとって神様セカンドライフがその手法なんですが、今すぐ創作ができるかといったら難しいと思います。
ぱっと思いついたのは、一話一話を追いながら掘り下げた説明を入れ持論を語るレビュー方式でしょうか?
これならコラムに一本テーマが通りますし神もの創作全般で使えます。
なによりエンタメの要素が強くなりますし、レビュー元作品の読者も狙えます。
ただし、この手法はブログやサイト向きです。
掲示板のような使える機能が少ないところでは難しいです。
めんど!
と思うかもしれません、ですがこれからレビュアーの時代が必ず来ると確信しています。
現在出版は大きなうねりの中にいます。
プロ・アマチュア問わず簡単に発信も販売も可能になり膨大な量の作品が溢れています。
読み手にとっては最高の常態に思えるかもしれませんがそうでもありません。
作品や電子書籍がたくさん発信されても、読み手の読書時間は変わりません。
数は増えても使える時間が増えるわけではないのです。
探す、読む。
これ手助けするのがレビュアーです。
このジャンルはこの人のお勧めで間違いない、この人のトークは読んでみようって気にさせるワインソムリエのような存在は需要があるんです。
これはこの先必ず芽が出るジャンルで目ざとい人はすでに始めています。
是非御一考いただけたらと思います。
色々と書き散らしましたが、出雲さんのこれからの活動や発信の一助になれたら嬉しいです。
それはそれとして言いたいことがいっぱいあって止まらない!
まずは「88話「聖なる音は戦場に」」からのコメントを。
>出雲路の人間としては、我らの出雲神もいつかお目見えしてくれるといいなぁ
~~略~~
神話と伝承は異説異論があるは百も承知。
その上で秋田様の論を聞きたい。正直論をかわしてみたいと思わざるを得ません。
OK出雲民!なんぼでもやったるべ!
というわけで、どこか既視感のある民俗学的神話のお話をお届けします。
>出雲出身の出雲神話好きとしては、叫ばずにはいられない。正直語りたくてたまらないこの気持ち。事代主(コトシロヌシ)と天若彦(アメノワカヒコ)と鴨神、そして大神大物主(オオモノヌシ)を調べ続けた人間が、ニギハヤヒや役行者が出てくれば反応しないわけいきますまいな。ましてや最も神秘に近い神アラハバキとくれば。やはりわたしとすれば、三島が浮かぶ。そして三島の主神を、地元での調査を繰り返して事代主と断じたのは平田篤胤。滾る。

イズモさんは創作と出会わなかった私の同類ですね。
もんのすごいシンパシーを感じます!
記紀と出雲の神話(国津神?)を調べまくったけどそれを分かり合える相手に恵まれず、内にため込み今まで来た方だと感じました(違っていたらごめんなさい)。
なぜそう思うのかというと私がそうだったからです。
私は民話から始まり、秋田の土着信仰や民俗学を調べるのが好きな子でした。
ですが、いかに楽しいかを話しても宗教?カルト?意味わからないと言われ続けた為、他人に話すのこと止め秘かな趣味として楽しんでいました。
そんなある日、マンガ夜話という漫画を解説する番組を見ました。
中でも、岡田斗司夫・夏目房之介両氏による解説は衝撃でした、漫画ってここまで緻密に計算されているんだ!私も描いてみたい!と強く思いました。
両氏の真似事をしながら色んな漫画を研究し、社会人が書くなら経験に裏打ちされたものがベスト(いわゆる職業物)だと考え思い浮かんだのが秋田の民俗学でした。
前述の同好の士がいない秘かな趣味は言い換えればストレスです。分かりあえないストレスです。
私の創作はストレスの発散として上手く作用し、読者にも恵まれ今の今まで続けることが出来ました。
出雲民さんは創作に出会う前の私と同じ匂いを感じます。
その後色々あって、掲示板で出雲の民俗学や神話考を書くことにしたようですのでご紹介します。
掲示板はコチラ。
どうですか?
この考え方、知識の組み方。間違いなく同類です。
記事内容から気になって元コメントまで見てきたけど、出雲兄貴激アツやん……。濃ゆい内容もさることながら、出雲生まれの故郷愛とか激アツすぎるわ……。
— リラ (@dettalant) 2018年8月12日
なにより、この方の言い切らないところに共感を感じます。
これ凄く大事です。
民俗学は分からないことの方が多いです。
消えていく文化を再構築してまとめるのが民俗学。
欠けているのが当然であり、一つの発見でひっくり返るなんてよくあること。
だから断言をしないんです。
これはこの手の学問を話す方を計る指針の一つです、はっきり断言と否定を使う方は少し怪しいと思っていただいて構いません。

民族などまずない。
漫画なんだから民族などないと言い切るのが正解ですが、民俗学として正しくない。
だからこんな煮え切らない言い回しになる。
ですのであの文章にとてもシンパシーを感じます。
ただ、楽しく興味深い推論ですが推論は推論。
面白かった!以上のことが言えないのも事実。
ですので少し気になること、イズモさんの論を補強する意見をつらつらと。
まずはこれから発信する上で、考え直していただきたい部分を。
>どうでもいい話ですが、島根はここ100年唯一人口が減り続けている都道府県です。
その国から申し上げたい、秋田はまだ都会だと。
こういうことを地方在住者のいる席で言うと、なぜか喧嘩になりますよね。
いやいや、うちも結構田舎だから。負けてないから。
うちの氏子は帰宅部ガチ勢だから、10kmとか普通だから!!みたいな。
あれなんなんでしょうね。
比較するから喧嘩になるんです。
その言い方は、うちの方が大変なんだから黙ってろと受け取られても仕方ありません。
どっちがより悪いかなんて比較になんの意味もありません。
どんな数字をもってきても産まれ故郷は別格です、数字だけではわからない問題なんていくらでもあります。
それを秋田はマシと言われて喜ぶ秋田県民など皆無、断言してもいいですがいつか必ず炎上します。
私には島根のことはわかりません。
秋田がマシに見えるというならそうなんでしょうが、だからどうした以上の感想は無いです。
故郷を想う気持ちは理屈じゃないです、感情の問題です。正論に意味はないんです。
もちろん反論はあると思いますが、私に言っても意味はありません。
故郷が疲弊していると感じ、黙っていられないなら行動するしかないんです。
私が秋田を創作のテーマに入れるのは、そもそも知られていない県、旅行気分になっても選択肢に上がらない県、そういった状況を打開するためにまずは秋田を知ってもらうためです。
当然これは、故郷の惨状に黙っていられないストレスから来る行動です。
秋田島根に関わらず、疲弊した故郷を助けられるのは故郷に縁がある方だけです。
全国どこも疲弊している以上、助けは期待できません。
島根を想うならやるべきことは比較ではなくアピールです。
せっかく国津神の本拠地、出雲大社という最高の社を持った土地なんですから他所のことはほっといて、地元ファーストで行動なさるのがベストだと思います。
以上を踏まえ、HNについて御一考いただけたら嬉しいです。
次は論について思うことを。
出雲と出羽は大昔、海路で結ばれていたと思います。
(大和による化外進攻のさい、阿倍比羅夫は海路で出羽入りした記載があったはず、ならばそれ以前から日本海ルートがあったと考えてもいいような気がします)
一つは名前。
出羽(でわ)はかなり古くからある地名です。下手をすると漢字伝来以前からあるかもしれません(調査不足)
ですので出羽ではなく『イデハ』。
音のみで構成された地名で考えるのが正しいように思います。
つまり、イズモとイデハ。
ちょっとうろ覚えですが、本来神様の名前も音のみで漢字はなかったはず。
天照大神ではなく、アマテラスに漢字を当てたのが大元だったと思います。
近しい音のイズモとイデハ、この辺はそこまで調べていませんが関連があっても不思議はないかなと思います。
もう一つが言葉。
秋田近辺の方言は東北弁の俗称ズーズー弁と呼ばれています。
コチラの分布図を見るとわかるように、東北以外でズーズー弁が使われている土地。
それが出雲と富山です。
これ、海路で繋がっていたと考えるのはロマンすぎるでしょうか?
私は西日本や記紀に明るくないので、これらを説まで組み上げることは難しいです。
ですが、出雲民さんなら今私が感じているグッと来るエモーションを共有できるかと思います。
(ついでにコチラをご紹介します。出羽と出雲や記紀との関連にグッと来る良記事です)
「88話より、一世風靡セピアと義足と神話への影響」より。
>あと二次創作といいますか、この鍵コメみたいな一種の妄想考察を二人の神の対談方式に仕立てて見たいなと。テーマは漫画の中に出てきたキーワードや更新中のトピックス、それが秋田の文化とどう関わっているか、そしてそれを『外』から見た時どういう意味が見えるか。
中から見た神話の逆、外から見た秋田を出雲路より描いて見たいと思います。
~~略~~
短編を連ねる形で、少しずつ出来次第このコメント欄に投稿して見たいのですが良いですか?
うちは記事の更新が早いのでコメント欄だと埋もれてしまい、読まれるのが困難なので掲示板の方が向いていると思います。
そして、いくら書いても止まらないほど書けると気づいたとき、自身のブログを立ち上げ転載することをお薦めします。
さらに、多くの人に読まれたい!と感じたときは創作を始めるべきだと思います。
なぜなら創作は嘘が許されます。
事実を推論で結び語ることには限界がありますが、判明していない事実を嘘で繋いでいいのは創作だけです。
これは民俗学ではありえません。
ですが、消え行く文化をまとめて残すのが民俗学。
ならば、私の視点で消え行く文化を分かりやすい神という嘘を交えまとめた本作もまた民俗学。
夢のない言い方をすれば民俗学は不人気でつまらない学問です。
ですがつまらないものを面白く見せることは可能です。
私は野球もバスケもつまらないと感じますが、Dreamsやスラムダンクは大好きです。
つまらないものと創作の相性は抜群ですのでお勧めです。
最後に意見を言わせてください。
掲示板での論、楽しく読ませていただきました。
ですがおそらくほとんどの方には難解すぎて理解できないと思います。
この記事も細かい部分について話す形にしようかと思いましたが、前提として知るべき知識が膨大で解説だけで終わると思いこの形になりました。
私自身、神様セカンドライフのスタートは土着神ってなにさ?から始めています。
神話の中でもメジャーなヤエですら知識の神としか表現しておらず、オモイカネと紹介するのは数話後です。

これが普通です。
みんな知らないんです。
大国主と事代主をスッと読める方がレアなんです。
一般的につまらないと思われているものが、いかに楽しいかを説明できるのは面白いと感じている当事者だけだと思います。
私にとって神様セカンドライフがその手法なんですが、今すぐ創作ができるかといったら難しいと思います。
ぱっと思いついたのは、一話一話を追いながら掘り下げた説明を入れ持論を語るレビュー方式でしょうか?
これならコラムに一本テーマが通りますし神もの創作全般で使えます。
なによりエンタメの要素が強くなりますし、レビュー元作品の読者も狙えます。
ただし、この手法はブログやサイト向きです。
掲示板のような使える機能が少ないところでは難しいです。
めんど!
と思うかもしれません、ですがこれからレビュアーの時代が必ず来ると確信しています。
現在出版は大きなうねりの中にいます。
プロ・アマチュア問わず簡単に発信も販売も可能になり膨大な量の作品が溢れています。
読み手にとっては最高の常態に思えるかもしれませんがそうでもありません。
作品や電子書籍がたくさん発信されても、読み手の読書時間は変わりません。
数は増えても使える時間が増えるわけではないのです。
探す、読む。
これ手助けするのがレビュアーです。
このジャンルはこの人のお勧めで間違いない、この人のトークは読んでみようって気にさせるワインソムリエのような存在は需要があるんです。
これはこの先必ず芽が出るジャンルで目ざとい人はすでに始めています。
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是非御一考いただけたらと思います。
色々と書き散らしましたが、出雲さんのこれからの活動や発信の一助になれたら嬉しいです。
あ!一個忘れてた。
— LV3@秋田推し (@osLV3) 2018年8月12日
古代出雲大社は国津神の親分を幽閉した塔だと思う!
それはそれとして言いたいことがいっぱいあって止まらない!
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お答えいただき感謝です。
名前が失礼だったみたいで本当にすみません。速やかに変えます。というか、もう投稿してしまったものはどう変えればいいのか…。もう、穴があったら入りたい…
いや、文字媒体で面識ない人に物事を伝えると、結構自分が思っているのとは違うように伝わりますね。出雲、というか中四国は田舎であるということを気にしないというか、むしろ自虐ネタにするというか、むしろ田舎であることを誇りに思っているところがあるので。
ただ単に都会になったら結局どこも同じものになりますでしょ。アメリカだろうが日本だろうがアフリカのカメルーンだろうが、現代の都会は基本どこもほぼ一緒です。私たちが都会に近づくことはあっても、都会が田舎には近づけないと思うんですよ。もう捨ててしまったものだから。だからある意味自虐しつつ誇っているというか。喧嘩になるってのも、ある意味酒の席のじゃれあいですよ(笑。ガチじゃないです。
私にとって、さびれようが人に笑われようがどうなろうが、そんなこと関係なく出雲は誇りです。だから笑われても、笑っていられる。
多分私たちにとって、出雲というものはただそれだけで誇りなんです。自虐的なネタにも使えるのは、ただそれがその程度のものでは揺らがないものだからってだけ(笑。それ以上の意味はないです。島根自虐伝なんてものが出版されようが笑って読んでられるのは、その程度のものは屁でもないからです。他人の意見程度で失われるもんなんぞ、はなから持ってない。
(相手の意見聞かないとか、問題を問題として認識しないってのは問題ですが、これはそういう問題とは別ですし)
西日本の人が全て…というのは少しわかりませんし、みんなに聞いたわけでもありませんから絶対とは言えませんが…少なくとも私達の場合は、ある程度それを共有した上でのじゃれあいみたいなものでしたね。関東の人もいたと思うが…。仲悪いとか言われる県もありますが、それを踏まえてって感じですね、全体的に。島根と鳥取も実際に仲悪いわけじゃないです。
私は大阪出ようが、東京行こうが、アメリカへ行こうが、中東に留学しようがその誇りを持って通して来ましたし、これからもそれを誇りにしていくでしょう。(というか、海外に出たことあるから余計、田舎が誇りなのかもしれないですね)
今もなお、風の中に縄文を感じられるところなんて、きっと世界でもそうそうないでしょうから。
ただ、そういう感覚を共有してない相手に、勝手に共有できていると勘違いして押し付けたことは本当に申し訳ない。
自虐ネタ自体を嫌がる人いるし、こういう前提条件共有してない(というか今更ですが、文字だけではどうしても共有しづらいと思うんですこういうの。同じように誇りを持っていても、それが前提条件です、と相手に理解してもらうのが難しいって意味です)のにいきなり持ち出されればただただ不愉快ですよね。配慮が足りませんでした。
今後は、配慮して発言していきたいと思います。
人の欠点を指摘するなど、言いづらかったでしょうに。ご指摘ありがとうございます。
あとは、正直これすっごい面白いなって思ったところで、そこでの小説(ss)を書きたかっただけなので、自分での創作とかは…。そもそも今回の内容、単に自分の意見を書いただけなので、小説として書いたわけでは…(汗。
自分でHP立ち上げるなりTwitterとかやるとかっていうのはちょっと無理ですかね。結構体が弱くて入院とかも多いので、多分長期は持たない。正直きっちりやるとしたら、自分の本業で精一杯って状態ですから…。少しの間なら+αが耐えられるかなってぐらい、なんですよね(笑。だからそういった創作系の夢とかを誰かに預けている部分があります。正直、やってみたいなぁって思いはありますけど、いわゆる漫画描かない漫画家で終わるのが目に見えているので(笑。それなら一読者として、だれかを応援していたいかな。
ただ、こちらでご迷惑をおかけするのはもうやめて、ROMに戻ろうかと思います。やっと頭が冷えて来ました。
いやぁ、ご明察の通り、テンションが上がりまくっただけです(笑。民俗学や考古学を利用する漫画はあっても、そのまま愛されている、少なくともその難解さに愛とともに取り組んで、それを読みやすい少年漫画(でいいですよね)にしようとされている方は、少なくとも始めてで。楽しかったです。
普通は面白くないからって切り捨てるところを切り捨てず、すごく丁寧。でも、エンターテインメント性も捨ててない。
漫画の更新の合間に挙げられている記事でも、その両立にどれだけ苦労しておられるか、心を砕いているかは良く伝わってまいります。すごく素敵だし、このままずっと続いて欲しいと心から思います。
これからも頑張ってください。
いや、正直こちらからの一方的な吐き出し(しかも大変理屈臭い)に付き合っていただけてありがとうございました。
>海路について
そうですね、私もそう思います。風土記にも越の国(おそらく新潟、富山ぐらいまでは入るだろうか?)から国を引いて土地を継ぎ足したなんて神話があるので、おそらく、その一帯も関与してたと思います。あの神話はおそらく航路として関与していた場所かなーと。
>民俗学
ちなみに私は宗像教授シリーズからハマりました(笑)。ゲゲゲの鬼太郎の水木先生の出身もすぐそこですし。京極夏彦も大好きですねー。
様々なことにお気遣いいただき感謝です。
ありがとうございました。
No title
指摘を汲んでいただいてありがとうございました。
掲示板は仕様上修正できませんが、@以降を消しているので大丈夫だと思います(流れがわからないと察することも出来ないので記事のURLを貼っておきます)
HPについては残念ですがそういう事情でしたら。
ただ、だからといってROMに戻るというのはどうでしょう。
最初から迷惑と思っていませんし、創作者はどんなジャンルでも反響にさえられているものです、沈黙は作者にとってダメージであって詫びにはなりません。
これからも掲示板でもコメントでもお好きなように書き散らしていただけたら嬉しいです。
No title
遣新羅使や遣渤海使なんかもあったわけで。
南蛮の鉄砲みたいのはワンチャンで、実際には
質・量共に日本海ルートの交流が大きかったはずですよね。
>ROMについて
そう言っていただけるのはすごくありがたいです。
あとレビューとかは、すごく気になります。かきたいですね。
個人的に、自分が書きたいより応援したい派なのでそっちの方が好きだけど…。
というか、セカンドライフのレビュー書く権利与えてやるぜオラァ!!という感じにとりましたが、それでOK?権利書ってのはサインしたら終わりなのよ?
レビューって、読んでない人に対して伝えるもんだから、そんな一種の広告を私がやっていいのやら…。
単なる茶々入れにならないかなーっていう。
…正直、やってみたいです。
もしよろしければやらせていただきたいです。まずはそこから、概論的なレビューから始めてみます。
でも、正直漫画の更新一つ一つに対して、反応みたいなほうが楽しそうなんだけどだなーとは思う…。なんか紹介していただいたレビューサイト、そういうものも扱っているんだろうか…堀江貴文さんが全力で前に出るんだけど…。思った以上に本格的というか…。これ、非公式レビュアーいるんだろうか…
やってはみたいけど!
やってはみたいんだけど(泣)!!