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99話より、外道カミソリ狐と藁蛇とデザイン。

2019/05/01  18:27
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神様セカンドライフ 99話「三本枝のカミソリ狐」よりブログ版おまけです。


コメントはコチラ。


〉おお~王道バトル展開!!
滾るぜッ!!
特に今回は相手がカミソリ狐(=今のところ完全に悪役)なので
心置きなく「アオ頑張れ~!」ってなってます。


キツネの代理とかミヨシがどうこうはここまで。

この後は、仰る通りド王道!
塞ノ神アオvs外道カミソリ狐で最後まで走り抜けます。

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あとはぶっ飛ばすだけ!



〉どうやらカミソリ狐は、キツネら稲荷衆ほどの
崇高さは持ち合わせていないようだ…
〉カミソリ狐…正論っぽい強弁で武装しながら、弱者をいたぶって悦に浸る下衆でありましたか。


タタラやサダムネのような色々抱えた敵も魅力的ですが、カミソリ狐のような清々しいほどの外道というのもグッと来たり。

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こうでなくちゃ!



〉そして、何も教訓を残さない残酷な神霊譚は怪談と変わらず、関わる神霊も妖の類と大差なし
アオ様の判断に納得です


元からして神か妖怪かもわからない不気味なお話なので、得体のしれない悪い奴って線で組んだのがカミソリ狐になります。

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分からないならわからないままにしておくことが原典リスペクト!



〉悪い奴だ!
なんかサダムネがいい奴に見えてくる…
〉サダムネが、曲がりなりにも「強者」アラハバキに挑むことで 自分の格を上げようとしたのとは、だいぶ違う気がしますね。


サダムネは悪党ですが、神妖相手はともかく人間からなにかを盗んだり傷つけたこともありますが殺しはしません。

人間なんて弱すぎて戦いにもなりゃしないなど色々ありますが、弱者をいたぶることに快感を感じるカミソリ狐とは真逆です。



〉さすが父っちゃと母っちゃの子だぁ
プロファイリング能力すごくね?


ヤエのように言葉の節々から見抜いたり、話術で翻弄するほど賢くはないので本性を見て判断したみたいな~



〉超楽しそうなサイコパス稲荷…。もうホントに線目が本気とびっくりで目を見開く王道展開大好きです。ごちそう様です。

糸目は見開くためにある!



〉じわじわとボロボロにされるアオ。
ベタな演出だけど、燃える…


ナカーマ!

シロには悪いけど帯がいい感じにボロくなったので大満足!

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満足



〉寄生獣の髪の毛だった藁操作がめっちゃ進化してるやん
〉以前も道切りの縄を動かしてましたが、
アオはもう藁を自在に操れるまで上達したんだなあ。


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ビフォー

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アフター!

ヤエの教えから始まりキツネの神格アップ大作戦を経て、ようやく実戦で通用するレベルまで成長したみたいな。

キツネの信仰ゲット編のような変則的な修行回は描きますが、純粋な修行シーンを描いてもイマイチなので細部は描写しませんでした。

ですが、アオは修行大好きっ子、出番のないところで色々やっていたと思っていただけるだけの描写はしてきたつもりなので納得していただけたら助かります。



〉カミソリ狐怖い、、、
そして、あおの神通力がすごいかっこいい。
相手を動けなくしたらあとはキツイのを一発打ち込むだけだ!
やったれ!!


神懸りに頼らないアオの新技藁蛇!

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藁蛇と張り合う生蛇


元ネタは道切りの藁蛇です。



道切り以外にも、しめ縄のように鳥居に巻きつく藁蛇や、蛇を模した藁人形など様々です。



藁蛇とは、道切りと同様に集落の境におかれる道祖神の一種です。

鳥居のしめ縄タイプが示すように、境の象徴として用いられることが多い藁蛇。
道切りと合わせ、塞ノ神アオを象徴する技だと認識していただけたら嬉しいです。



〉それはそうと、どこに縄を入れてるのさw
どうせなら胸元からスーッと出して下さい。


そろそろ立ち位置が分かるシーンがいるなと思っていたところに、お披露目シーンが重なったために起こった悲劇!


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帯がどっかいった!(電書で直します



〉遠野物語にも複数あった、ご一新後なのに狐に化かされた滑稽譚(と、そう決着することで丸く収めた人に言えないあれやこれや)と考えると、本編はなんでスーツにヘンテコ帽子の“キツネ”氏は勿体ぶった「強い男ぶり」なのか疑問です。
この不自然さは、女タイプの神々スピリッツが跋扈するこのコミクスで、うまく消化できるのかな。


ちょ、ちょっと待って。
スーツ稲荷がそうならスパッツ馬はどうなるのさ~、デザインなんて馴染むか馴染まないか、受け入れられるか否か以外ないです。

デザインまで伝承に忠実にすると、登場人物の9割が和装になり絵的に映えないので昔はそうだったけど現代ではこうなりましたって線で考えています。
(カミソリ狐のようなずる賢い奴は、警戒される姿をするわけないという考え、サダムネは強さを誇示するオラツキ系)

ですので、神のテンプレートを提示する役を持つミヨシや、ベーシックな稲荷を象徴するキツネ、田舎のあか抜けないシロ。
あとは、出番の少ない太平山組や千秋組以外は、ジャージを着たりツナギを着たりと自由にデザインしました。

伝承を正しく扱うのは大事にしたいですが、外見に言及されていないなら見栄えを優先するのがマンガとして正しいと思っています。



〉これがキツネの言ってた判断力...ミヨシでも結果は変わらなかっただろうけど弱者にならないミヨシはここまでは読めなかっただろうな

ミヨシならどうしていたんだろう…?
どこかで外道と見破って退治モードに入るとは思うんですが過程が思い浮かばない…!



〉それはさておき ぁああアオちゃん!…いえ、蒼前さまっ!
癒やしの蒼前さまが、怒りで命を奪っちゃいけない気がするっ!
その怒りが義憤であったとしてもっ!
〉「命でもって」って言うけど、アオはとどめさせるのかな?外道とは言え、対話可能な相手にそこまで非情になれる性格じゃなさそう。
かと言って絶対に見逃して良いヤツじゃなさそうだし。そもそも味方陣営の動ける中に始末出来そうなのが、ミヨシしかいないか。
どうやって始末つけるんだろ。


その辺はいずれ~(言いたい



以上、いつものおまけでした。



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コメント

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名も無きハタハタ 2019/05/01 21:26

No title

令和になって初の話が第100話なんて神様のはからいかもね。
しかし根底には作者様のたゆまぬ積み重ねがあってこそです拍手ゥー。
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名も無きハタハタ 2019/05/02 17:00

No title

藁蛇に対抗心燃やしてるシロかわいい

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