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あちこちより、男を描く楽しさと百合でもBLでもウケたもん勝ち。

2020/05/10  19:34
4
今回は、ずっと書きたかったけど長くなるのでタイミングをうかがっていたおまけのおまけになります。



コメントは「ミヨシ宛てにバレンタインチョコをいただきました!」から。




>本編にやっとちょっと元気になったミッチーが出てきて、わーい!と思っていたところに、
ツイッターの告知で…悶絶…。
恐る恐る記事を見に来て、瀕死。0(:3 )~ =͟͟͞͞(’、3)_ヽ)_
危ない危ない。まだミヨシ編始まってないのに。
>来たるべき最終決戦がこんな迫力だと想像すると震える。


最近力を入れているのが男性の作画です。
コメントにもあるようにこの先待ち構える、マタギ・ミヨシ・三吉鬼の男祭りのための練習というのもありますが、シンプルに楽しいです。

女性が多い本作から矛盾していますが、多めにしたのは描くのが苦手だからです。

描けるものばかり描いてたって上達しない→なら女性多めにしよう!
これが基本的な考え。

なんなら、シロとキツネは男性でもよかったわけです。
(アオとヒトツメは駄目、ボーイッシュは一粒で二度おいしいハイブリットな上位種族です



理由はさておきお前それ描いてて楽しいんか?については自信をもってYES。
こだわりがこんがらがった末のYESです(お馴染み


まず第一に、他にいっぱいあるなら書かなくてもいいジャンという思考法。
神セカも同じで、民俗学や宗教を徹底的にリスペクトしたご当地もの作品があればそもそも書きません。

無いから自分が満足するものを書く。
その結果が神様セカンドライフです。


自炊作品


それを踏まえ、素敵な女性ではなく男性に行く理由も同じです。

可愛い女性やエロい女性を描く作品はいくらでもあるので自分で描かんでも満たされている。

一方、男性キャラに力を入れているのは少数派。
特に、男性が男性に向けたイケてる男性キャラは少ないです(最近のトレンドは女子を観察する系だし

めっちゃややこしいので解説します。


『女性作家の書く男キャラは無理』
女性には申し訳ありませんがこの手の感想を耳にしたことありますよね。

これどういうことかというと、ニーズのミスマッチから起こる悲劇です。


例えば、女性作家が女性がメインターゲットの雑誌に書く男キャラ。
これは男性に支持されなくてもOKです、なぜなら女性が理想とする男を描き、受け取る側も女性だから。


しかし、男性がメインターゲットになっている少年誌でこれをやっちゃうと、『女性が好む理想の男子を男性に見せている』状態です。

これがミスマッチ。
考え方・仕草・友情の描き方や好意の示し方が男性の共感を得られないんです。

真顔でキレたり、過剰なボディタッチなど違和感を感じる部分がどうしても出ちゃうんです。
(もちろん上手くやる作家もいます。鋼の錬金術師とか。)




おそらくこれ、男性が描く女性キャラに『こんな女いねー!』と女性が感じるのも同じ現象なはず。
男女問わず、異性が描いた同性キャラに、リアルとのギャップを感じてしまうんだと思います。



話は戻り、私が書きたいのは男性読者が惚れる男キャラです。
女性読者を置いていくな!という天の声が聞こえましたが、たぶん大丈夫。

なぜなら、本作は百合作品ではないのに百合層から一定の支持を受けているからです。


存在しない余波を感じているアカウント



女性同士の友情を描いた結果が百合層の支持なんですが、だからといって百合受けする描写を入れるのは違います。


なざなら、百合を意識せずに書いて受けた。
これが事実。

ならこの先も意識しないほうがいい。
むしろ、そっぽを向かれる危険すらあると考えています。
(そういうんじゃないんだよなー的なのとか、ファン主導のノリを公式がやっちゃう悪ノリとか)


だから大丈夫。
泉光院メンバーに妙な支持が集まっていますが、女性受けやBLを意識して書いてこなかった以上歩み寄る必要は無し。

少年誌作品でBL界隈が盛り上がった例を見ても、受け手が想像して盛り上がっているだけで、作品内に直接的な描写があるわけではないんです。


107.jpg
最近激熱な泉光院ボーイ


百合要素と同様に、変わらぬスタンスを貫く方が支持が増えると考えています。

知ってはいるけど知らんふり。
これが大事なんだと思います。


あと、作品内での直接描写は確定された事実が一つ増えるだけ。
でも想像に任せるということは人の数だけドラマが生まれる状態です。

どう考えても後者の方がお得!私が描かなくても物語が生まれるとか永久機関ジャン!!(台無し




>ドエロイ
>へえ…かわいいね


さっきまでのトークをひっくり返すようで申し訳ないんですが、これは意識します(どっちや!

だってわかんないもん!!
私はカッコよさを煮締めたつもりで描いたんよ?

かわいいとかエロイとか意識してない!


つまり、泉光院と一緒です。
初期の頃、彼が読者から支持されていると思わなかったので、ガヤ以上の役割を与えませんでした。

ですが、皆さんのコメントから人気を知り出番を増やした結果が今の状況です。

まとめると、これからも私が思うカッコイイ男女を描いていきますが、カッコイイ以外のことは意識していないのでドンドン言って!
だって言われないと気づけないから!!

泉光院の時と同じように、良しとされている部分を調整し、より支持を得ようと考えるのはエンタメの基本。

百合と同様に、もっとイチャコラしろ!は話の筋が変わるのでしませんが、ここの描写がいい(作画強化)、この子がいい(誰でもいいシーンでの登用)は調整できます。


特に、エロいとかかわいいはまったく分かっていないので指摘していただけると助かります。
前段でお話しした通り、男が惚れる男を描きたいのは本音ですが、女性が惚れる男も描けたら一石二鳥!(お得だね!!

民俗・宗教・土着信仰の柱を曲げることはありませんが、それ以外はウケたもん勝ちと考えているのでどん欲に追求していきたいです。



読み返して気付いたんですが、女性を描きたくないというわけではありません。
女性は女性で描きたいのですが、……どう考えてもド長文になりそうなので女性についてのお話はいつかの機会で~~


以上、言いたいこと書き散らしただけのような気がするいつものおまけでした~~



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コメント

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名も無きハタハタ 2020/05/10 21:11

このかわいいは、谷垣ニシパの写真を見たおじさん的なやつです。
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2020/05/11 10:32

そりゃ普段デフォルメされてるのに急にあんな恵体見せつけられたらドエロイとしか(脱いだらすごいがエロいのは男女共通)
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名も無きハタハタ 2020/05/11 23:39

↑↑良い子は「へえ…かわいいね」でググっちゃいけないよ。
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こらしょ! 2020/05/15 11:45

煩悩持ちの醍醐味は邪推にありますので、基本ほっといても勝手に楽しみます。本編が煩悩持ちに合わせて歪んではいけないのです。(真顔)

というわけで、本編はこのまま真っ直ぐ行ってくださいませ。

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