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112話より、鬼強稲荷お沢と結果より過程と与次郎羽州街道を行く。

2020/06/10  19:17
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神様セカンドライフ 112話「怨霊与次郎稲荷」前半より、ブログ版おまけです。



コメントはこちら。




怨霊に身を落としてしまった与次郎。
破れた定紋と血で塗り潰された替紋は、侍に斬られた
タタラの丸一文字を想起させます…


タタラは神堕ちの暗喩。
与次郎は、侍との決別や怨霊堕ちを表現してみました。

定番ではありますが、全部セリフで表現するよりもこちらの方がエモいかなって。





シロ達の努力にも関わらず、当然のようについてきてるマタギ…
全部見てるし聞いているけど、パインにも尋ねられたことしか言わないんだろうなぁ。


言わないでしょうねえ…
今のマタマタはパインの知っている安定気味なマタギとは違います。

そしてパインはそのことに気づいていないのが悲惨の一言。





妖狐の能力,鍛え上げられた侍の肉体,ミサキ風
えげつない祟り神が誕生してしまった…。



仰る通り稲荷の中でもめっちゃ高水準!
キツネの上を行くハイスペックな与次郎サーン!

キャラ茶園守
カッコよさ全振りにしようと決める前の案



与次郎稲荷伝承とは、佐竹義宣に仕えた狐が殺され祀られ鎮まってめでたしめでたし(?)チャンチャン。
これが前話までのお話です。

ここから先は、神様セカンドライフに落とし込んだ与次郎アフター。
本作ならではの展開を楽しんでいただけたら嬉しいです。





>「稲荷」として祀り上げられたからこそ,お沢様が対応することになったって流れが鳥肌モノでした(語彙力不足)
>平将門とか、菅原道真の怨霊は祀られる事で収まるって感じだけど、与次郎は祀られる事で稲荷の枠組みに入ってそこから収めるためにお沢稲荷様が派遣される形になるのか。(語彙力)



あざっす!!(語彙力)
この話のつなげ方、私も大好きなので嬉しいです!!


さておき、稲荷になった。
ここ大事!

そもそも与次郎は稲荷になりたかった狐ではありません。
アグリコのように、稲荷になるために奉公したり、泉光院のような稲荷教育も受けていない名ばかり稲荷。しかも怨霊。


そんな厄介な新入りをどうにかするのが出羽稲荷総大将。
そして、いずれ泉光院と呼ばれる眷属との出会いと、もう一人の主役お沢稲荷との邂逅を楽しんでいただけたら嬉しいです。

というか、ずーっと描きたかったエモカッコヨシーンの一つが、与次郎vsお沢なので気合い入れた絵で魅了できるよう頑張ります!

ちな、どのぐらい描きたかったシーンかというと、タタラvs三稲荷と同じぐらいです(泉光院バレ-キツネ撃沈までが何度も妄想したカッコヨシーン






昔のお沢さま美しすぎてどストライク!ビシッと決めた忍び風衣装が素敵!御姉様と呼ばせてください!



今のワイルドお沢とはがらりと違う、クールな忍チック稲荷が過去お沢です。

e11300d.jpg

過去お沢のイメージは、最強の稲荷・極まった稲荷・稲荷の到達点。
もちろん、キツネの上を行く歴戦の鬼強稲荷が過去お沢のイメージです。





まだ自身が祀られている自覚がなく、全てを呪うばかりになってしまった与次郎。そんな中で颯爽と現れるお沢稲荷さんの格好良さと頼りがいのありそうな風格に、早く与次郎を助けてあげてと願うばかりです。



与次郎とお沢のお話はすでに結果が決まっているお話です。

2616.jpg
最後はここへ…ってか、今と細部が違うけど大まかには同じです。
絵力が成長し洗練されたor細部を修正したってことでー
(ってか、全キャラ微妙にマイナーチェンジしてる)


なのでどっちが勝つかと言えばたぶんお沢だし、眷属くんと与次郎の運命は生存ルートが濃厚です(たぶん

与次郎編は、ググれば秒でバレる与次郎稲荷伝承含め過程が重要です。
結果はそこそこで十分、過程に光るものをどれだけ入れることができるかの勝負と考えていますのでその辺を楽しんでいただけたら嬉しいです。





>見た目とか声とか今とは結構違うけど、これはもう
そういうことですね?隠す気ないですよね?
>おさわさま!顔にキズがない!!!
あと何か違う……って思ったら今は手とかケモノっぽいのに耳以外は全身人なのか
あと喋り方もカタカナ出てこない?
>↑お沢ねえさま、今は首に包帯?布?巻いてたから、喉をやられたと思われます。カタカナはキツネ曰く「ダミ声」の表現かと…。
あとはわかりません 腕が確かにケモノっぽくない!



隠す気なんてナッシナシ!!
思う存分想像してクダサーイ!!

そもそも今回の話は



そういや、お沢には過去編恒例の「誰!?」ってツッコミなかったね。
シロもタタラも面識ないから当然なんだけど。




仰る通り、聞き手の二人が今のお沢と面識がないため泉光院も言及しません。
よって外見にはあまり触れず淡々と進んでいきます。


外見の変化や今のお沢を知っているからこその驚きは皆様のもの。
お好きなようにお話ししてください~~~


ちな、昔おまけでお話しした

お沢稲荷については泉光院vsミヨシで伝承を話しましたが、最初の方なのと
肝心のお沢がいない状態なのでちょいと印象が薄め。
(これについては濃厚なお沢回でまた



これが今のお話です。

与次郎・お沢・泉光院の濃厚な過去回をお楽しみいただけたら幸いです。


余談ですが、声が違うって感じるのが面白い~~
声も何も漫画なのにそう感じていただけるのは書き手冥利に尽きます!!





美貌に傷がついてムダ毛処理する気も失せた…?
まさか某お猿さんと同じ発想とか。



ム、ムダ毛……

一応その部分にも理屈は入っているのでお楽しみに~
ヒントは、サダムネも同じ理屈です。





>昔の泉光院キター!
ん?まだ仏門入りしてないから、泉光院じゃないか
>昔の泉光院がかぶってるのは足軽の陣笠ですかね。
駆け出しに何ができるのかと思うけど、きっと
常にお沢の側にいたくて頼み込んだんだろうな。


YES!
泉光院になる予定の名も無き眷属くんです。

笠はおっしゃる通り、漆でガチガチに補強した陣笠です。

1211.jpg
しじみみたいだね君






初期泉光院のデザインは、色々考えてはみたものの笠小僧の部分は継承していた方がデザインの筋がいいので足軽で(一目でわかる特徴があるのがいいデザイン


たぶん、鍋被ったりお釜被ったりと変化はあっても笠小僧なのは変わらない予感?



お沢についてきた理由はいずれ…ですが、今の落ち着いた泉光院や、初登場時のキツネに反感を持っていた不遜な泉光院とも考え方が違います。

バリバリ若葉マークで世間知らずな眷属くんにも注目いただけたら嬉しいです。





そして御沢様、む、胸がある、だと…?!
くちゃさボーイを貧乳派認定したのに、どうしよう…
ガラ声でもないし、顔のツギも無い
後半以降の展開でそうなってくのかな?
ハッ!そこで胸も無くなりプレ泉光院は開眼、貧乳大王となるのか!!


そうなの!?(乳

キツネと同じく乳は控えめのつもりで描いたんですがムズカシイネー





はじめまして。神様セカンドライフいつも楽しませていただいています。
某漫画サイトで拝見して以来、最新話を追いかけてこちらにお邪魔しています。本当に面白く、周囲にも宣伝しまくっています!笑
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Lv3さんの描く登場人物たちがみんな魅力的で、このお話を通して神様について色々と知りたいと思うようになりました。私は特にヤエとキツネが大好きです。2人のやり取りがたまりません!



ようこそ秋田県民の巣へ!!(誇張
最新話や裏話と神セカ関連のコンテンツはたっぷりありますので是非御贔屓にしていただけたら~~~!!

キツネとヤエは構成上、パインと決着がつかないと会えないイケズ仕様なのが申し訳ありませんが、その時が来たら(○○○話「ヤエ地獄変」で)きっちり入れますのでお楽しみに~~





ヨジの過去話に絡めた心情の動き、表情のつくりなど
惹かれる点がたくさんあるけれども
あえてこれを主張させてもらう

シロのママ感ほんとしゅき


へへへ

シロのテーマはこんな感じです




ママみあふれるシロがこの旅でどういう結論を出すかをお楽しみに~~





タタラがちょっと前向きな思考をしているのがとても嬉しい…
パインのとこにいた時は泣いたり誰かに縋るような行動が印象的だった方が「私は行くよ」なんて頼もしい!


今の相方はパインと比べ色々頼りないですし多少はね?

さておき、タタラは鍛冶場の大将出身です。
本来は頼られてなんぼの世話焼きなのかもしれません?





江戸時代の街道事情には全く暗いのですが、東根にも与次郎を祀った神社があるということは、当時は太平洋側ではなく日本海側のルートを飛脚が駆けていたということなのでしょうか?
今更疑問が湧いてきました。トンネルもなかった当時は、冬ならなおさら、奥羽山脈を越えるよりも、秋田→新庄→東根→山形→赤湯→米沢とダイレクトに南進した方がマシだろうという気はするのですが。仮に山越えしたとしても、宮城はともかく、岩手は東北らしい量の雪が降るでしょうし……(東北民しかわからないトークでごめんなさい)。



うへへ、語る機会はないだろうなと思っていたトピックなのでご指摘嬉しいー!


答えとしては、与次郎が通った道は羽州街道を想定しています。

東北の主要街道が、現在の東北道とほぼ同じルートの奥羽街道。
福島から山形に抜け青森に繋がるルートが羽州街道です。


テキストでは東北民にしか伝わらないと思うので以下の動画を是非~


0:00~1:30あたりが与次郎と羽州街道の解説


2life6400c.jpg
想定ルート


羽州街道を選んだ理由は他にもあって、江戸時代は主要街道以外の整備はあまり積極的ではなかったと何かで読みました。

要約するとこんな話です。
街道が増えたり整備されると、反乱が起きた際の行軍スピードが上がるので適当な理由をつけて後回し。
ローマ街道の、侵略や反乱へ迅速に対処するための街道整備と真逆なのが面白い!
外敵があるか無いか、国境が地続きかどうかの地理的な観点、反乱を徹底的に抑え込むかあるものとして備えるかの支配側の差が面白いと感じ印象に残っていました。


以上の事から、宮城-秋田(秋保温泉のルート?)・岩手-秋田(湯瀬温泉ルートや田沢湖盛岡ルート?)があまり整備されていなかった(車でも通りたくない峠)ので羽州街道を通った。
もしくは、大名飛脚や参勤交代の道順はお上主導で決まっていたのかもしれません。

まあ理由はともかく、与次郎は羽州愛道を走っていたという線を本作は採用しています~~



以上、東北民しかわからないトークでごめんなさい締めなおまけでした~~~



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