117話より、遠藤周作とふけの湯のお沢と稲荷たちの未来
2021/05/12 20:38
この記事は、神様セカンドライフ 117話「アラヤドライブ」その3のおまけになります。
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阿頼耶識…誰がどんな生涯を送ろうと、それらは全て 阿頼耶識に統合されていくのだと、なにかで読んだ覚えがありますが…
演じたペルソナが蓄積される様も、乗りこなすという表現も何かグッときました。
阿頼耶識(あらやしき)。
与次郎編をまとめるにふさわしい言葉として選びましたが、どう書けば正しく伝わるのかわからない言葉の筆頭でもあります。
言及いただいた通りの意味でももちろん正しいし、本作で紹介した通りでも問題なし。
もう少し付け足すなら、輪廻転生の概念と合わさり前世のペルソナも阿頼耶識に記録されているとも。
これを簡単に過不足なく説明するのは無理なので、興味のある方は是非調べてみてください。
なお、私が阿頼耶識を作中で使おうと決めたのは、入院中に読んだ遠藤周作のエッセイに『アラヤシキとは意識のたまり場、無意識の蔵』と書かれていたのを見て、このぐらいシンプルでもいいんだと感銘を受けたからでした。

入院中に書き写した遠藤周作のエッセイの一節
不思議なタイトルは、alaya-driveですか。
確かにタタラ戦では怨霊の面影が上手く働いた感じだけど、
そうした面影を自分で御することができたならば
与次郎はとんでもない強さになるだろうな。
YES!
お沢「阿頼耶識(アラヤ)を乗りこなセ(ドライブ)」
みたいな意図でつけました。
今の与次郎は人形みたいなものだけど、アラヤを乗りこなすことが出来れば仰る通りのとんでもない強さになるよ。
そういった未来を暗示するラストになりました。
カラーの与次郎は、来るかもしれない未来の暗示かつ、これから与次郎たちが歩む出羽稲荷勢のテーマになります。
タイトルのアラヤドライブってアラヤシキとかかってたんですね。
ずっと新屋にドライブに行くもんだと思ってた。
秋田県民ならそっちだと思いますよね!
アラヤに流しに行くか~みたいな
要は決断のストレスに耐えられないわけですから、楽な道を選んでいると言えるのかな。
ヨジが命令に従うのは、そういうことなのかぁとほんのり思います。胸が痛い。
ですので当時を知っている神々は、無理はさせず目覚めを待つモードに。
楽な道と言えばそうかもしれませんが、こういう時間も必要だよねって。
いつか目覚めたときにでも帳尻を合わせてくれればいいというのがお沢たち静観メンバーの総意です。
>稲荷は多才なれど神には劣る、故に負担が大きいと…
先代の頭は、せめて引退後は穏やかに暮らせたのかな。
>してやられて悔しいけど、先代稲荷頭さん好き。
余生は穏やかに過ごせてるといいなあ。
バリバリ悪人顔ですが、中身はまったくの逆。
責任感に溢れる善なる稲荷だからこそああなったわけなので、体は元には戻らないけど周りに支えられながら穏やかな余生を過ごしていると思います。

こう見えて善人
>温泉のカット
12巻のあれは、遂に念願かなったところだったのね。
そこにあの変態もとい妖怪が…w
>アグリコ様の「おみとおし」「呆れた子」発言にニヨニヨが止まらない。好き。
12巻のおまけはそんな感じ~~
なぜあんなカットを書いたかというと、爽やかエロが好き・・・じゃない、お沢は私欲が無さすぎて気持ち悪さを感じるからです。
なので、与次郎編のラストは与次郎編のもう一人の主役お沢の素顔にスポットを。
そして、稲荷頭や湯沢地区統括の座から素顔のお沢に戻すことができるのが親友アグリコになります。
いつか無事勤め上げた後は
リーダーとしての自我から解放されてはっちゃけまくり、こんせい様のところの温泉にウキャキャキャ奇声あげて飛び込んでる姿が見たいものです。(温泉のカット見たような気も...電子書籍版の追加イラストでしたでしょうか。)
温泉で金勢様とじゃれているやつですね~

収録巻
バックボーンをお話しすると、そのくらい引退しなくても出来るわよとアグリコに連れ出されたときのカットです。
なお、アグリコがふけの湯に通うのは吉祥姫をおちょくったり、秋田の上位の神々の情報収集のためでもあります。
でも、そういった世俗の駆け引きや煩わしさに嫌気がさし、天衣無縫な金勢様を気に入ったのが吉祥姫なのでだいたい塩対応です。
お沢の目的は豊かな老後、のんびりとした老後です(老という字は語弊があるけど)。
跡目を譲った後は、お沢稲荷としてのお仕事のかたわら旅行や温泉を楽しみたい…と、思っていますが、周囲がそれをさせてくれるかが課題かなって。
結局、次代の稲荷頭に請われて相談役とか指南役をしてそうな気もうっすらとします(言いたい
お沢の改革案そのものは単純だけど、自ら率先し、
結果を出しているからわけだから立派だ。
改革ってのは奇をてらわずに、当たり前のことを当たり前に変えるだけで十分……!
そんな願望をお沢にのせてみました。
前のオマケで仰っていた目的というのが正にこれだったのですね。
組織の次代のリーダーとして手塩にかけた秘蔵っ子、そりゃ取られてたまるかとなります
与次郎が罪びとなら自分も罪びと。
このご恩を返すならそれはもう師匠越え。
つまり恩返し(稲荷頭就任)しかないというのが泉光院の目的です。
なお、そんな野心を泉光院は隠していますがお沢にはもろバレですし、かつて恩返しされる側だったタタラにもバレました。
一方お沢から見ると、与次郎が自分とよく似た一騎当千型の稲荷なら、泉光院は正反対。
泉光院はアグリコ型。
和をもって、輪でもって、チームで事にあたれる融和型の稲荷。
潰されないという意味ではある意味理想に近いとも言えますので大事にしています。
とはいえ最初は、稲荷ぐらいにはしてやらにゃあとは思っていても、リーダーまでは考えていません。
可能性を感じ始めたのはこの頃。

他人に嫌われない才能に気づいたあたりから、佐竹公に預け人脈を築かせ始めます。

泉光院を丁稚に使うのはそういう意図もある
与次郎は元のサムライ気質が戻っても、リーダー的な立場になる性格ではないと思いますけど、泉光院が頭になるのもイメージわかない。
確かにヨジも泉光院も想像がつかないですよね。
なのでこれからの出羽稲荷にご期待ください。
与次郎編ラスト「アラヤドライブ」は、未来を暗示する。
出羽稲荷たちの次のテーマを暗示する回でもあります。
稲荷頭が必ずしも1匹である必要もないだろうし
2人で1人の某ライダーみたいに
2匹で1匹の稲荷頭
になればいいと思います(願望)
ふへへ(言いたい
与次郎と泉光院の未来は決めてあります。
想像するだけでゾワッとくる展開なのでお楽しみに。
秋田稲荷たちの過去話が終わっちゃった…
10ヵ月・7話(なぜか計算が合わない)に及ぶ長編、お疲れ様でした!
(なぜか計算が合わないけど)ありがとうございます~~~!!
たった7話でヒーヒーなの、我ながら情けないなと思いますがこれからもよろしくお願いします!!
マタギとヨジの違い…なんとなし、元々 マタギの方がスタンドアローンだった気が。
後は 想像ですが、結局ヨジは 一番大事な人には一度も 裏切られても見捨てられてもいないので、その辺りも関係しているかも…と勘繰ってます。
お次は秋田犬の里。
マタギの謎が解き明かされるのでしょうか。怖いけれども期待せずにいられません。
マタギはともかくとして、たしかにヨジは恵まれていますよね。
佐竹公とお沢、この二人と出会えたのは大きいです。
次回、秋田犬の里。
与次郎の過去話は終わりマタギの謎は佳境へ。

もう少しだけこのコンビで
佳境と煽っておきながら水を差して申し訳ありませんが、妹が出産里帰りに来るとお世話の関係で更新が滞ると思います。
その際は、記事とSNSでお伝えしますのでご了承のほどよろしくお願いします。

妹に拒否されている私の推しネーム
以上いつものおまけでした~~~~~
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神様セカンドライフ 117話「アラヤドライブ」
阿頼耶識…誰がどんな生涯を送ろうと、それらは全て 阿頼耶識に統合されていくのだと、なにかで読んだ覚えがありますが…
演じたペルソナが蓄積される様も、乗りこなすという表現も何かグッときました。
阿頼耶識(あらやしき)。
与次郎編をまとめるにふさわしい言葉として選びましたが、どう書けば正しく伝わるのかわからない言葉の筆頭でもあります。
言及いただいた通りの意味でももちろん正しいし、本作で紹介した通りでも問題なし。
もう少し付け足すなら、輪廻転生の概念と合わさり前世のペルソナも阿頼耶識に記録されているとも。
これを簡単に過不足なく説明するのは無理なので、興味のある方は是非調べてみてください。
なお、私が阿頼耶識を作中で使おうと決めたのは、入院中に読んだ遠藤周作のエッセイに『アラヤシキとは意識のたまり場、無意識の蔵』と書かれていたのを見て、このぐらいシンプルでもいいんだと感銘を受けたからでした。

入院中に書き写した遠藤周作のエッセイの一節
不思議なタイトルは、alaya-driveですか。
確かにタタラ戦では怨霊の面影が上手く働いた感じだけど、
そうした面影を自分で御することができたならば
与次郎はとんでもない強さになるだろうな。
YES!
お沢「阿頼耶識(アラヤ)を乗りこなセ(ドライブ)」
みたいな意図でつけました。
今の与次郎は人形みたいなものだけど、アラヤを乗りこなすことが出来れば仰る通りのとんでもない強さになるよ。
そういった未来を暗示するラストになりました。
カラーの与次郎は、来るかもしれない未来の暗示かつ、これから与次郎たちが歩む出羽稲荷勢のテーマになります。
タイトルのアラヤドライブってアラヤシキとかかってたんですね。
ずっと新屋にドライブに行くもんだと思ってた。
秋田県民ならそっちだと思いますよね!
アラヤに流しに行くか~みたいな
要は決断のストレスに耐えられないわけですから、楽な道を選んでいると言えるのかな。
ヨジが命令に従うのは、そういうことなのかぁとほんのり思います。胸が痛い。
ですので当時を知っている神々は、無理はさせず目覚めを待つモードに。
楽な道と言えばそうかもしれませんが、こういう時間も必要だよねって。
いつか目覚めたときにでも帳尻を合わせてくれればいいというのがお沢たち静観メンバーの総意です。
>稲荷は多才なれど神には劣る、故に負担が大きいと…
先代の頭は、せめて引退後は穏やかに暮らせたのかな。
>してやられて悔しいけど、先代稲荷頭さん好き。
余生は穏やかに過ごせてるといいなあ。
バリバリ悪人顔ですが、中身はまったくの逆。
責任感に溢れる善なる稲荷だからこそああなったわけなので、体は元には戻らないけど周りに支えられながら穏やかな余生を過ごしていると思います。

こう見えて善人
>温泉のカット
12巻のあれは、遂に念願かなったところだったのね。
そこにあの変態もとい妖怪が…w
>アグリコ様の「おみとおし」「呆れた子」発言にニヨニヨが止まらない。好き。
12巻のおまけはそんな感じ~~
なぜあんなカットを書いたかというと、爽やかエロが好き・・・じゃない、お沢は私欲が無さすぎて気持ち悪さを感じるからです。
なので、与次郎編のラストは与次郎編のもう一人の主役お沢の素顔にスポットを。
そして、稲荷頭や湯沢地区統括の座から素顔のお沢に戻すことができるのが親友アグリコになります。
いつか無事勤め上げた後は
リーダーとしての自我から解放されてはっちゃけまくり、こんせい様のところの温泉にウキャキャキャ奇声あげて飛び込んでる姿が見たいものです。(温泉のカット見たような気も...電子書籍版の追加イラストでしたでしょうか。)
温泉で金勢様とじゃれているやつですね~

収録巻
バックボーンをお話しすると、そのくらい引退しなくても出来るわよとアグリコに連れ出されたときのカットです。
なお、アグリコがふけの湯に通うのは吉祥姫をおちょくったり、秋田の上位の神々の情報収集のためでもあります。
でも、そういった世俗の駆け引きや煩わしさに嫌気がさし、天衣無縫な金勢様を気に入ったのが吉祥姫なのでだいたい塩対応です。
お沢の目的は豊かな老後、のんびりとした老後です(老という字は語弊があるけど)。
跡目を譲った後は、お沢稲荷としてのお仕事のかたわら旅行や温泉を楽しみたい…と、思っていますが、周囲がそれをさせてくれるかが課題かなって。
結局、次代の稲荷頭に請われて相談役とか指南役をしてそうな気もうっすらとします(言いたい
お沢の改革案そのものは単純だけど、自ら率先し、
結果を出しているからわけだから立派だ。
改革ってのは奇をてらわずに、当たり前のことを当たり前に変えるだけで十分……!
そんな願望をお沢にのせてみました。
前のオマケで仰っていた目的というのが正にこれだったのですね。
組織の次代のリーダーとして手塩にかけた秘蔵っ子、そりゃ取られてたまるかとなります
与次郎が罪びとなら自分も罪びと。
このご恩を返すならそれはもう師匠越え。
つまり恩返し(稲荷頭就任)しかないというのが泉光院の目的です。
なお、そんな野心を泉光院は隠していますがお沢にはもろバレですし、かつて恩返しされる側だったタタラにもバレました。
一方お沢から見ると、与次郎が自分とよく似た一騎当千型の稲荷なら、泉光院は正反対。
泉光院はアグリコ型。
和をもって、輪でもって、チームで事にあたれる融和型の稲荷。
潰されないという意味ではある意味理想に近いとも言えますので大事にしています。
とはいえ最初は、稲荷ぐらいにはしてやらにゃあとは思っていても、リーダーまでは考えていません。
可能性を感じ始めたのはこの頃。

他人に嫌われない才能に気づいたあたりから、佐竹公に預け人脈を築かせ始めます。

泉光院を丁稚に使うのはそういう意図もある
与次郎は元のサムライ気質が戻っても、リーダー的な立場になる性格ではないと思いますけど、泉光院が頭になるのもイメージわかない。
確かにヨジも泉光院も想像がつかないですよね。
なのでこれからの出羽稲荷にご期待ください。
与次郎編ラスト「アラヤドライブ」は、未来を暗示する。
出羽稲荷たちの次のテーマを暗示する回でもあります。
稲荷頭が必ずしも1匹である必要もないだろうし
2人で1人の某ライダーみたいに
2匹で1匹の稲荷頭
になればいいと思います(願望)
ふへへ(言いたい
与次郎と泉光院の未来は決めてあります。
想像するだけでゾワッとくる展開なのでお楽しみに。
秋田稲荷たちの過去話が終わっちゃった…
10ヵ月・7話(なぜか計算が合わない)に及ぶ長編、お疲れ様でした!
(なぜか計算が合わないけど)ありがとうございます~~~!!
たった7話でヒーヒーなの、我ながら情けないなと思いますがこれからもよろしくお願いします!!
マタギとヨジの違い…なんとなし、元々 マタギの方がスタンドアローンだった気が。
後は 想像ですが、結局ヨジは 一番大事な人には一度も 裏切られても見捨てられてもいないので、その辺りも関係しているかも…と勘繰ってます。
お次は秋田犬の里。
マタギの謎が解き明かされるのでしょうか。怖いけれども期待せずにいられません。
マタギはともかくとして、たしかにヨジは恵まれていますよね。
佐竹公とお沢、この二人と出会えたのは大きいです。
次回、秋田犬の里。
与次郎の過去話は終わりマタギの謎は佳境へ。

もう少しだけこのコンビで
佳境と煽っておきながら水を差して申し訳ありませんが、妹が出産里帰りに来るとお世話の関係で更新が滞ると思います。
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お沢様の温泉カット12巻でしたか、ありがとうございます!
11巻のタタ裸も好きです。